12月15日放送の「グレーテルのかまど」は、いかがでしたか。

グレーテルのメッセージを読んで、
夕飯の後なのにラーメンが食べたくなったというヘンゼル。
そんな今回の、グレーテルが残したメッセージは
「まんぷくになってる？」



スペイン、ガリシア地方の山にはアパルパドールが住んでいると言われています。
ふだんは山で炭焼きをして暮らしていますが、
クリスマスの夜にこっそり家に訪れると言われています。
そして、眠る子どものお腹を撫でて、お腹がいっぱいになっているかを確認します。
確認した後は幸せで豊かな年を祈り、栗を残していくのだとか。
というわけで、今宵ひもとくのは「スペイン アパルパドールのくりのケーキ」。
レシピ指導は中濱尚美先生です。



今回は食べたら思わず微笑んでしまう、
そんな栗の甘みが味わい深いケーキを作ります！
まずはケーキのベースになるクリームから作ります。
材料は干し栗と水です。
まずは干し栗を1時間ほど水に浸し、余分な皮を取り除きます。



皮を取り除いたら水と一緒に鍋に入れて沸騰させ、栗に火が通るまで15分ほど湯がきます。
串を刺してみて、やわらかくなっていたら十分に火が通った合図です。
ゆで終わった栗はザルにあげて水を切り、
牛乳と生クリームと一緒にブレンダーにかけ、栗のペーストを作ります。
滑らかになったら、蒸し栗を軽く刻んでおきます。



次に、栗のペーストにグラニュー糖を加え再度ブレンダーで混ぜ、ボウルに取り出します。
全卵と少量のラム酒を加えて泡立て器で混ぜ、薄力粉を加えてさらに混ぜます。
ここに溶かしたバターを加え、しっかり混ぜたら型に生地の半分を流し入れます。
その後、先ほど刻んだ蒸し栗をのせて残りの生地を流し入れます。
これでクリームに含まれる栗とは違う食感を楽しむことができます。
生地を流し終えたら180℃のオーブンで30分焼き、
さらに200℃のオーブンで15分焼きます。

オーブンで焼いている間に、デコレーション用のチョコレートクリームを作ります。
まずは鍋に生クリームを入れて、沸騰させます。
その後にチョコレートに注ぎ入れて混ぜ、
滑らかになったらバットに広げて常温で置いておきます。





ケーキが焼き上がったら粉砂糖を振ります。
そこに先ほど作ったチョコレートクリームを絞り、
アラザンや蒸し栗で飾り付けをします。
これで、栗のケーキの完成です！







ガリシアの人たちが大切にしているアパルパドールの精神。
栗のケーキと一緒に召し上がれ！

「アパルパドールの栗のケーキ」のレシピはこちらから

月曜日の夜は、「グレーテルのかまど」をお楽しみに！

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「グレーテルのかまど」
https://www.web.nhk/tv/an/kamado/pl/series-tep-VNWVWYKX3Q

毎週月曜日放送 22:00～22:25（NHK Eテレ）　
【再放送】翌月曜11:05～11:30（NHK総合）、翌水曜15:10～15:35（NHK Eテレ）
★「グレーテルのかまど」過去放送分の裏側やレシピはこちら↓
https://www.tsuji.ac.jp/hotnews/cat621/cat709/index.html

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