"グレーテル"のスタジオから【佐野史郎の八雲スイーツ】
3月2日放送の「グレーテルのかまど」は、いかがでしたか。
番組の冒頭でヘンゼルは、ずいぶんと熱心な様子で、卵黄と白身を分けていました。
グレーテルからのメッセージは
「キミに夢中!」
ヘンゼルは、"君"と"黄身"を掛けた姉のダジャレに応えようとしていたんですね(笑)。
今宵ひもとくのは「佐野史郎の八雲スイーツ」。
卵黄をたっぷりと使って作る、一般的には「黄味しぐれ」と言われる和菓子がテーマです。
番組では「黄金牡丹」の名も紹介されました。
レシピ指導は立嶋穣先生です。
さて、佐野史郎さんといえば、島根県を代表する俳優の一人。現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説『ばけばけ』では、ちょっぴりクセがありながらもどこか憎めない、チャーミングな島根県知事を演じておられます。
佐野家は、城下町・松江で代々家業を営んできた旧家。幼いころから日常の会話に自然と登場していたのが、「ヘルンさん」という名前だったそうです。この「ヘルンさん」こそが、明治の作家・小泉 八雲(こいずみ やくも)。元の名をパトリック・ラフカディオ・ハーンといいます。
八雲のひ孫にあたる民俗学者・小泉凡さんは、長年にわたり八雲研究に取り組む第一人者であり、俳優の佐野史郎さんとは旧知の親友でもあります。番組では、お二人の対談を通して、八雲がこよなく愛した黄味しぐれを手がかりに、その人柄や暮らしの息づかいを、あたたかな視点で語り合いました。
黄味しぐれは、ホロホロとくずれるような口当たりが特徴のお菓子です。
黄味餡の表面が割れて、稲妻のように見える仕上がりが正解! 亀裂から、赤く色づけた黄味餡が覗き見えるのが大切です。中心には小豆餡。黄色の餡・赤い餡・黒い餡の3種類を用意するのは一見大変ですが、ベースは同じなので案外作りやすいかも。蒸しているうちに自然と割れ目が生まれてくるので、「ちょうどいい亀裂」が入ることを祈りながら待つのも楽しみのひとつです。
卵黄をふんだんに使った黄味しぐれのまろやかな味わいは、異国から来た「ヘルンさん」にとって、どこか懐かしい西洋の面影をそっと呼び覚ますものだったのかもしれません。
「黄味しぐれ」のレシピはこちら
月曜日の夜は、「グレーテルのかまど」をお楽しみに!
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「グレーテルのかまど」
https://www.web.nhk/tv/an/kamado/
毎週月曜日放送 22:00~22:25(NHK Eテレ)
【再放送】翌月曜11:05~11:30(NHK総合)、翌水曜15:10~15:35(NHK Eテレ)
★「グレーテルのかまど」過去放送分の裏側やレシピはこちら↓
https://www.tsuji.ac.jp/hotnews/cat621/cat709/index.html
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