OSAKA

夏休み期間!先生たちは何してる?

製菓技術マネジメント学科
製菓衛生師本科

2025.08.25

こんにちは。
辻調理師専門学校で製パンを担当している中村です。
現在学生たちは夏休みを満喫中。
その間先生たちは何をしているの?ということで、夏休み期間中の先生の様子をご紹介します。

夏休み期間、先生たちはいろいろなことをしています。
授業で作る料理やお菓子の試作、自身のスキルアップのための練習、授業の資料作成などなど。
そんな中、今回は辻調で使用する食材を生産されている農家さんへ伺ったお話です。

とっても美味しそうなシャインマスカット。
大好物!という方も多いのではないのでしょうか。
先日、和歌山県でシャインマスカットを生産されている農家さんへ、
洋菓子の先生と和菓子の先生、そして私を含むパンの先生で伺いました。


↑今回お話を伺った、木村さんご夫妻

シャインマスカット農家さんとお話しするのは全員今回が初めて。
栽培方法やこだわりなどのほか、同席頂いたJA(農業協同組合)の方からは
流通についてなど、とても多くのお話を伺う事ができました。

シャインマスカットは、青や赤の紙袋で覆われています。
「なぜ色の違う紙袋(青&白のものと、赤のもの)を使用しているのですか?」
という質問をすると
「袋の色によって、太陽光の透過率が違います。
 場所によって日当たりが違うので、それに合わせて袋の色を選んでいます。」
と教えていただきました

私たちは全員、「へぇ~」「なるほど」「そうなんだ」と終始この様子。
しかし先生たちのまなざしは真剣そのもの。

シャインマスカットについて、実際に生産されている方からしか聞くことができない、
大変貴重なお話をたくさん伺う事ができました。



シャインマスカットをはじめとする果物は、洋菓子はもちろん和菓子やパンでも
欠かすことのできない食材の一つです。
味やお菓子などの製品を作るときの使い方を知るだけではなく、
どのように生産されているのか。どのように流通しているのか。ということは、
今後食の世界に旅立っていく学生たちに知ってもらいたいことの一つです。

先生たちはいろいろなところに足を運び、話を聞き、学び、得た知識を授業の中で学生たちに伝えます。

立ち止まることなく学び続けているのが、辻調理師専門学校の先生たちです。

今回お話を伺った農家さんが生産されたシャインマスカットは、9月のオープンキャンパスに登場します。
定員がいっぱいになってしまった日程もありますが、まだお申込みいただけるイベントもございます。
詳しくは辻調ホームページをご覧ください!

~プロフィール~
辻調理師専門学校 製パン担当15年
中村 紘尉(なかむら ひろやす)

辻調グループで製菓・製パンを2年間学び、卒業後は同校製パン担当職員の道へ。
パンは作ることも食べることも大好きです。
パンづくりの質問があればいつでも大歓迎です!