辻調生活2年目がスタートしました!
皆さんこんにちは!!
4月になり辻調に入学した新入生や進級した学生たちは
ガイダンスで授業について色々と説明を受け、いよいよ授業が始まりました!
辻調に2年間通う学科、調理技術マネジメント学科の学生たちは
1年目にすべての料理ジャンルを学びます。
そして2年目は1つの料理ジャンルを選択し、その料理を深く学び、極めていく年になります。
2年目の調理実習は自分たちが作った料理を
他のクラスの学生に提供する「シミュレーション実習」があり、
学校内にあるレストランでコース料理を提供する実習を行います!
ですが、もちろんいきなりできるわけはありません!
そこで今回は日本料理を学ぶ「日本料理マスタークラス」の
「シミュレーション実習」までの準備の様子をお届けします!
まずは実際に提供する料理の作り方やポイントを
「調理技術理論」という、講習形式の授業で学んでいきます。
先生が教壇で実際に料理を作り、おいしくなるポイントや注意点などをしっかりと学んでいきます。
もちろん試食もありますが、ただ食べるだけではなく
おいしくなるポイントやなぜおいしいのかをしっかりと考えて試食し、
自分が感じたことは書いて記録に残します。
みんなおいしいものを食べているはずなのに、顔は必死です(笑)。
この日は鰺の造りを試食しましたが、
先生が切った切り身の大きさや厚みをしっかりチェックしてから食べています。
料理の試食はちゃんと1人前ずつ用意し、出来たてを試食してもらいます。
次に作り方やおいしさのポイントをそれぞれが理解したうえで、
本番にむけて各チームでミーティングを行います。
ミーティングの時間に何をすればよいかのレクチャーを受け、いよいよ班に分かれてのミーティング開始です。
まだ名前も知らない新しいクラスの仲間たちで集まり、まずは自己紹介から始まりました!
みんなすぐに打ち解け、実習時の役割分担をスムーズに決めてくれました。
コース料理を滞りなく提供するためにはチームワークがとても大切で、
みんなの考えを1つにまとめたり、役割分担もしっかり決めておかなければいけません。
ここでもみんな必死です(笑)。
続いては実際にレストランを使ってサービスの仕事を覚えます!
折敷(おしき)のセットの仕方、提供の仕方、服装に至るまで、サービスとしての役割をしっかりと覚えていきます。
恥ずかしがらずに声を出していきましょう!
2年生になると、包丁技術はさらに精度が求められます。
お客様に自信をもって提供できるように、さらに練習を重ねていきましょう!
もう一度包丁研ぎを行い、包丁に刃がついているかを確認をしたり、
基礎技術の桂むきの精度をさらに上げたり、来たるべきレストラン開店にむけて準備に余念がないですね!
そしていよいよ、初めてのコース料理を提供する回が迫ってきました!
準備期間に覚えたことを思い出して良いスタートがきれるように頑張ろう!!
シミュレーション実習は1年間たくさんのコース料理を作り、学生たちの経験となり力になっていきます!
準備期間に覚えたことを活かして、初めてのシミュレーション実習は大成功に終わったようですが、
その様子はまた別の機会にお届けしたいと思います。
代わりに学生たちに今年の意気込みを聞いてみました!
三村 樹輝さん 「調理技術マネジメント学科2年 日本料理マスターコース」
※今年の目標と意気込みを教えてください!
・子芋の六方むきをきれいにできるようになる!
・自分で考えたコース料理が作れるようになりたい!
・最後の学生生活をクラスの仲間と思いっきり楽しみたい!
谷川のどかさん 「調理技術マネジメント学科2年 日本料理マスターコース」
※今年の目標と意気込みを教えてください!
・桂むきが完璧にできるようになる!
・ふぐ処理試験に合格して、ふぐをさばけるようになりたい!
2人とも辻調最後の一年間、後悔しないように精一杯頑張ってくださいね!
少しでも料理に興味がある方、悩んでいる方、食べることが好きな方!
ぜひオープンキャンパスに参加してみてください。
シミュレーション実習で使用するレストランの見学ができたり、
学生たちから実習の様子をたくさん聞けたりできますよ!
お待ちしています!
~プロフィール~
辻調理師専門学校 日本料理
簾 達也
ABCテレビ「DAIGOも台所」に出演中!
日本料理一筋25年!好きな食べ物はお造りとラーメンです!
日々学生の成長を見るのが楽しみです。
ブログでも成長の様子をお届けしたいと思います!!