OSAKA

辻調理師専門学校

ブログ

第35回調理技術コンクール全国大会 結果報告

コンクール
調理師本科
調理技術マネジメント学科
高度調理技術マネジメント学科

2020.03.02

2020年2月25日‐26日の2日間にわたって、

「第35回調理師養成施設 調理技術コンクール全国大会」が開催されました。

この大会には、全国の調理師養成施設282校 約13,000名の学生のうち、

各地区予選を突破した148名が集結し、本校からは8名の学生が出場しました。

(左から)315:LEE SANGIL(イ サンイル)さん、326:阿部 汐理さん、302:中園 龍さん
101:前潟 瑠那さん、108:BAEK SEUNGYUP(ベク スンヨプ)さん、117:窪内 美和さん
257:YEH CHIAHAO(ヨウ カコウ)さん、218:松川 真子さん

※ゼッケン番号の緑色は中国料理、青色は日本料理、赤色は西洋料理


学生たちは、2日間にわたって、下記の課題に取り組みました。

■各部門の課題と主材料
<日本料理>前菜/海老(ブラックタイガー)、椀/白身のすり身
<西洋料理>前菜/白身のすり身、主菜/牛肉(キューブロール)
<中国料理>前菜/海老(ブラックタイガー)、主菜/豚肉(ロース)

■作業時間
1日目/仕込作業120分
2日目/調理作業90分、盛付作業30分



競技を終えて先生に報告する学生たち。



そして、いよいよ表彰式です。
本校からは3名が入賞しました!




<後援団体長賞>
西洋料理部門 YEH CHIAHAO(ヨウ カコウ)さん

【テーマ】Desierto Florido
【アピールポイント】主菜は砂漠、前菜は綺麗な花畑をイメージし、人生の辛い時期を超えれば必ず幸せな時期が来ることを表現しました。



<後援団体長賞>
中国料理部門 中園 龍さん

【テーマ】龍騰飛躍~高みへ~
【アピールポイント】龍をモチーフとし、切り方、加熱、装飾技法など学んだ技術を盛り込んだ料理を作成しました。



<協賛企業賞>
西洋料理部門 松川 真子さん

【テーマ】春の息吹
【アピールポイント】春に土の中から野菜が芽を出すイメージで、新しい環境でも生き生きと成長する様子を表現しました。


* * * * *


そして、出場者全員が大会会長賞を受賞しました。

日本料理部門 前潟 瑠那さん

【テーマ】「錦上添花」
【アピールポイント】春の華やかな景色にさらに華やかさを重ねるイメージで季節の食材や色彩を使って表現しました。


日本料理部門 BAEK SEUNGYUP(ベク スンヨプ)さん


【テーマ】春の歳時記
【アピールポイント】日本料理の奥深さと春の桜の華やかな情景を思い作りました。



日本料理部門 窪内 美和さん

【テーマ】さくら桜 いま咲き誇る
【アピールポイント】春の食材と桜のコラボレーション。彩は鮮やかに仕上げた作品で、春を感じていただきたいです。


中国料理部門 LEE SANGIL(イ サンイル)さん

 

【テーマ】福禄寿祝宴(福禄寿の祝い宴)
【アピールポイント】今まで学習した調理技術を用いて、福禄寿(幸福、金運、長寿)を料理で表現してみました。


中国料理部門 阿部 汐理さん

【テーマ】2020
【アピールポイント】2020年は子年、東京オリンピックです、これらをイメージし、世界中の人々が笑顔になる美味しい料理を盛りつけました。


学生たちは約10ヶ月にわたってトレーニングを積み重ね、大会中は予期せぬ出来事にも臨機応変に対応するなど、様々な局面において成長を感じられる貴重な経験となりました。悔しい思いをした学生にとっても、この経験は未来につながる大きな糧となったことでしょう。
コンクールに挑んだ学生たちの未来に、心からエールを送りたいと思います。
みなさん、本当にお疲れさまでした!!