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辻調理師専門学校 (調理)

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実録!職員育成 ~教壇への道~

調理師本科・キャリアクラス
調理師本科・調理クラス
調理技術マネジメント学科
高度調理技術マネジメント学科

2021.09.13

皆さんこんにちは。

今回のテーマは「職業」で見る辻調です!
一般的な専門学校の「調理理論」では、料理を作り試食を行うことは少ないですが
皆さんもご存知の通り、辻調の「調理理論」では目の前で料理を作り、その試食があります。

具体的には学生の目の前で調理のデモンストレーションを行いながら
その時作る料理についてはもちろん!
食材、調理法、器具、歴史、先生の経験などを教える授業です。
もちろん作った料理の試食も行います。

そんな「調理理論」では先生2人体制で授業を行っていきます。
・教壇の先生(授業を行う先生)
・助手の先生(調理のアシストを行う先生)

この「教壇の先生」になるためには・・・
①料理の技術(美味しい料理を作れること)
②料理の知識(理論、化学、歴史、文化など)
③伝える能力(話し方、授業の構成など)

まずこの3つを身に付けます。
そして、ベテラン先生の前で実際に授業を行う試験をして、合格する。
これが「教壇の先生」になる為の最初のステップになります。
その後、さらに多くの経験を積んで、最終的には皆さんの前で授業を行う先生に進化を遂げるわけです!!

今回紹介するのはその中でも最初の試練と呼ばれる、
ベテラン先生の前で授業を行う為の準備をお見せします。

【準備】
まずは作る料理と授業の構成決め、必要な資料を作成します。

【練習】
それから実際に授業のリハーサルを行っていきます・・・が・・・

最初は全然上手くいきません!!

【反省】

・話す内容を忘れる。
・緊張と焦りで早口になる。
・話しながら料理を作ると美味しくするのが難しい。
・時間内に終わらない。

記念すべき1回目の練習はボロボロでした。(笑)

【また練習】
でも諦めず練習を繰り返します!

回数を重ねるごとに少しずつ良くなっているはず?・・・いや、良くなっている!
こうやって練習をする度に、先輩の凄さを感じますます尊敬しちゃいました。(笑)

かれこれ練習すること5回
やっと形になりました!

~鶏胸肉のソテ、シャスール風 グラタン・ドフィノワ~

ここからは本番の日程を決めて、実際に授業を行うのみです!!

ただいま日程の調整中
次は皆さんに良い報告ができるようにベストを尽くして来たいと思います。
そして早く皆さんの前で授業行えるようになる為に修行を続けていきます。
今料理のことを何も知らない高校生のみんなも練習と勉強を続けたら
たくさんおいしい料理を作れるようになるので
是非一緒に辻調で学びましょう!!

今回はこの辺で失礼します。

~プロフィール~
辻調調理師専門学校 
西洋料理 川野 航大

フランス料理をこよなく愛する長野県民。
好きな料理はフォワグラのテリーヌとサーモンのマリネ。
最近は世界最小パスタ「クスクス」がお気に入り!
マスタードも手作りしたり...いろいろやってます。