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辻調グループ フランス校

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本場で学ぶ、ここでしか出来ない経験! ― 製菓実習も2セリに入りました(エスコフィエ校)

フランス校日記

2022.06.03

Bonjour! フランス校教務部です。

調理実習に続いて、製菓実習も5月末から2セリに入りました(セリについてはこちら、製菓の実習についてはこちらもご覧ください)。製菓実習は、2セリに入るとアントルメ、つまりホールのケーキを作ります。また、食後のコーヒー、紅茶とともに食べるプチ・フール(小さな一口菓子)も始まります。





2セリ初回のメニューは、クラシック・アンバサドゥールとクラシック・フランボワーズでした。どちらも、マジパンでおおわれていて、アルコールの風味と甘さがしっかりと感じられるお菓子です。





こういったお菓子は日本では一般的ではありませんし、フランスでも軽いお菓子が好まれるようになってきている今、こういったクラシックなお菓子を作ったり、食べたりする機会が持てること自体が貴重ですね。リキュールがかなり利いているので、苦手な研究生もいたかもしれませんが、それを実際に経験したことがあるかどうかは、大きな違いだと思います。


シミュレーション実習で提供される様子:手前は左からプチ・フール(ショコラのマカロンと、テュイル・オ・ザマンドというアーモンド入りの瓦型クッキー)とフランボワーズのシャーベット。奥が左からクラシック・フランボワーズとクラシック・アンバサドゥールです。



アントルメは、レストランシミュレーション実習ではホールのまま提供します。サーヴィス実習で、テーブルの担当になった研究生は、お客様役の研究生にお菓子を紹介して、切り分けて、提供します。





お菓子を作って、食べるだけでなく、サーヴィスまで経験する。研究生の皆さんには、今・ここでしか出来ない経験を堪能してもらいたいですね!