【選ぶのが難しい?】フランスに来てから食べたおいしかったものは何ですか?
Bonjour, 辻調グループフランス校です。今日は12月8日、リヨンでは「光の祭典」が始まったきっかけの日となります。17世紀にペストが流行した際、リヨンでは聖母マリアがその流行を阻止した、と言われており、200年後の1850年にそのマリア像をリヨンに建てお祭りを行おうとしたのが12月8日でした(無原罪の御宿りという祝日だそうです)。実は、マリア像建設のお祝いは9月の予定でしたが、リヨンを流れるソーヌ川の増水により、12月に延期となっていました。が、12月のこの日も悪天候のため延期になりそうだったところ、直前に空が晴れ渡り、「これはマリア様の思し召しだ!」と更に大きなお祝いのお祭りとなったそうです。重要な祝日には窓にろうそくを飾る習慣のあるリヨンでは、この日もろうそくを飾るようになりました。元々はろうそくの光でしたが、現在は大きな「光」でお祭りを行う習慣となったようです。研究生の中にも光の祭典に足を運んで楽しんだ人が何人もいたようですね。
さて、フランス校の研究生の皆さんはこのようなイベントに参加したり、フランスに来たからこそ行くことができる場所へ出かけています。フランス国内や海外にも旅行に行き、いろいろな経験をしていると思いますが、やっぱり「おいしいものを食べる」ということが大きな目的の一つ!今回は皆さんがフランスに来てからおいしかったものを紹介します。
まずはフランス校の実習で印象に残ったものからですが、フランス校秋コースは「ジビエ」の授業が行われます。野ウサギやイノシシなど、この季節にしか手に入れることができない食材を使った授業になります。今期は野ウサギを捌く授業が行われ、そのあとに野ウサギで作られたお料理が振舞われましたが、そこまで癖がなくおいしい!ということで好評でした!
お菓子の方は、グレープフルーツとピスタチオのダックワーズです。フランスではよくお菓子に使われるピスタチオですが、こちらはダックワーズにもピスタチオが入っていますね。グレープフルーツの酸味と合わせ、おいしくいただけます!
お次は出かけた先でいただいたものです。家庭料理的な「ビストロ料理」でおいしかったものは、こちらのオニオングラタンスープ!熱々でチーズがかかっていておいしそう!
そしてエスカルゴです。ご家庭ではこのようにパセリとニンニクバターで味付けされたものが多く出されます。こちらも熱々です!
こちらはリヨンの名店ショコラティエ「ベルナション」のチョコレートケーキ「ガトープレジダン」一人分サイズです。大きなホールもあるこちらのお菓子ですが、ベルナション併設のカフェでは一人分サイズを頂くことができます(購入して持ち帰りもできます)。ベルナションのチョコレートがふんだんに使われたチョコレートケーキ、一度は食べてみたいですね!
次は旅行先編です。モンサンミッシェルへ出かけた皆さんが食べた「アニョ・プレ・サレ」、子羊の料理です。プレ・サレ、とは塩気のある牧草という意味で、モンサンミッシェルの近くの塩気を含んだ牧草を食べた羊は肉にもその香りがすると言われています。こちらのスペシャリテ、とてもおいしかったそうです!
こちらはモンサンミッシェルです。
パリで行われた「サロン・デュ・ショコラ」には多くの研究生が訪れました。こちらはショーウインドウの一部です。
チョコレート尽くしのサロンですが、チョコレート大好きの皆さんにはとても思い出深いイベントになったようです。更にパリで有名サロン・ド・テ「アンジェリーナ」の大きなモンブランを食べた人も。こちらもパリに行ったらぜひイートインでいただきたいお菓子ですね!
最後は海外編、スペイン・バルセロナのイカ墨パエリアです。これは本当においしそう!フランスでもおいしいパエリアはあると思いますが、やはり本場のパエリアはレベルが違いますね!ぜひ足を運んでも食べてみたいお料理です。
こちらはほんの一部ですが、研究生の皆さんがおいしかったと思ったお料理・お菓子をご紹介しました。皆さん、フランス滞在(時には外国)を楽しんでいただけているようでよかったです!これからもおいしいものをたくさん食べていきましょう。
最近はクリスマス仕様のお菓子もよく見るようになりました。


