FRANCE

辻調グループ フランス校

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シャンパーニュ見学

フランス校日記

2014.07.04

6月27日(金)
Bonjour, 辻調グループフランス校、エスコフィエ校教務部の栗山です。
ヴァカンスまであと1週間ほどという6月26日から27日にかけて、レクレール・エスコフィエ両校で1泊2日のシャンパーニュ
見学に行きました。目的はもちろん、ワインの中でも際立つ存在、シャンパーニュ(シャンパン)について学ぶためです。


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エスコフィエ校の出発の様子


初日の早朝、各校舎からバスで出発、サーヴィスエリアでの朝食休憩・トイレ休憩を経て、お昼にはシャンパーニュ地方の
中心都市ランスReimsに到着。ブラスリーで全員そろって昼食をとりました。


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朝食休憩の様子


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昼食の様子


その後、各校舎ごとに宿泊先のホテルに向かい、チェックイン後はそのまま一旦解散。初日の午後は自由行動です。
ランスといえばカテドラル。昔、フランスの王様はここで戴冠式を受けなければ正式に王様になれなかったんです。
学生たちは、こういった観光はもちろん、地元のお菓子屋さんめぐりや夕食の食べ歩きなどに行ったようでした。


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翌日、再びバスでエペルネーに向かいます         一面のブドウ畑


2日目は、朝食後に集合し、再びバスに乗ってエペルネーEpernayに行きました。今回の見学の目的地である、
モエ・テ・シャンドン社はここにあります。


まず両校そろってから記念撮影をしました。奥にある建物はオランジュリー(もともとはオレンジ用の温室)です。
ここでは現在、高名なシェフであるヤニック・アレノ氏とのコラボレーション企画を行っているそうです。そのため、
金色のスプーンのオブジェが飾られているのが見えますか?


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両校そろって記念撮影


午前中はまず、シャンパーニュについての講義を受講しました。シャンパーニュとは、シャンパーニュ地方で特別な製法に
よって作られたワインにだけ認められている名称です。それ以外の発泡性ワインは、スパークリング・ワイン等の呼ばれ方を
します。
シャンパーニュで使われるブドウについて、製法について等、詳しい講義を通訳してくださったのは、おなじみの中野先生
です。


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講義の様子


講義の後は試飲です。シャンパーニュの定番とも言える、「ブリュット・アンペリアル」と「ロゼ・アンペリアル」を解説付きで
試飲しました。ワインの香りや味わいを表現する言葉は非常に豊富で、難しく感じられますが、専門家の解説を聞きながら
試飲するとたいへん有意義な勉強になります。


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一旦、昼食のために解散してから、再び集合して午後はカーヴ見学です。エペルネーのモエ・テ・シャンドン社の地下には、
全長28キロにも及ぶカーヴがあります。ここに、約3年分のシャンパーニュが貯蔵されているんです。いくつかのグループに
分かれ、案内の方の説明を聞きながら見学します。ここで、午前中の講義で聞いたことを実物を見ながら確認することが
できました。見学の前後には、ブティックで買い物をする学生もいました。


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ちなみに、シャンパーニュといえば「ドンペリ」が有名ですが、ドン・ペリニョン師はエペルネーの近くの修道院で修道士を
されていた方です。シャンパーニュの製法を編み出した人物と言われています。その「ドン・ペリニョン」も、モエ・テ・
シャンドン社の製品です。中庭には、ドン・ペリニョン師の像があるので、そこで校舎ごとの集合写真も撮りました。


レクレール校の集合写真
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エスコフィエ校の集合写真
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シャンパン、というとお祝いのお酒、レストランの食前酒というイメージがありますが、講義・試飲・カーヴ見学を通して、
シャンパーニュそのものの奥深さについて理解を深める良い機会になりましたね。