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卒業生のお店に行ってみました

フランス校日記

2020.06.26

Bonjour, フランス校教務部です。
今週になって一気に夏らしくなったので、先週につづき、今回はリヨンの卒業生のお店に行ってきました!
衛生対策の制限下で営業再開した星つきレストランがどんな様子なのか、ちょっとドキドキします。
お店は、世界遺産に指定されているリヨンの旧市街にあります。

旧市街のシンボル「サン・ジャン教会」から徒歩3分で、「オ・キャトーズ・フェヴリエAu 14 Février」に到着。
オーナーの新居シェフはエコール東京の卒業生です。2005年からフランスで活躍されています。
2009年に待望の自分のお店をオープンすると、たちまち1ツ星を獲得されました。すごい!
いつも予約でいっぱいの人気店なので、ちゃんと事前にインターネットで予約してから行きました。


笑顔で迎えられた受付には、消毒液が設置され、テーブルとテーブルの間も十分な距離が取られていました。
もちろん、スタッフは全員マスク着用、客もテーブル以外では必ずマスクをつけなければなりません。
客数も減らして、衛生対策もばっちりです。

それではここで、この日の料理を少だけご紹介。
本場フランスで、日本人がつくるフランス料理を食べにフランス人がやってきて、感動している。
これって、スゴイことだと思いませんか?!この日も、気づくと満席になっていました。
ちなみにこれは、ケーキみたいに見えますが、フォワグラの1品です。美しいですよね!


こちらは、デザートのひとつ。きめ細やかな演出に、フランス人ファンが続出!というのも納得ですね。

食事後、オーナーの新居シェフにお話しすることができました。
「自粛期間中は数量限定でお弁当を販売していましたが、幸いたくさんのお客様にお買い上げいただきました。
6月2日から席数を限定してレストランを再開していますが、うれしいことに満席の日々を過ごしています」とのこと。
フランス人の食への意識の高さを感じるコメントでした。レストラン業界、いよいよこれからです!

この日は土曜日でしたが、以前と比べると、まだ人出はそれほど多くありませんでした。
フランス国内は今、飲食店だけでなく、スーパーや薬局なども店内人数制限を設けるなどの対応をしています。
また、バスや電車などの車内ではマスク着用が義務付けられています。
まだまだ油断はできませんが、それでも徐々に明るい日常が戻ってきているな、と感じた午後でした。

リヨンの旧市街は、「とっておきのヨーロッパだより」でも詳しく紹介しています。
興味のある方は、ぜひこちらも見てださいね。
「リヨンの美食スポット 旧市街の楽しみ方」
https://www.tsujicho.com/column/cat/post-636.html