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辻調グループ フランス校

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料理とお菓子のオリンピック?

フランス校日記

2021.07.30

Bonjour, フランス校事務局です。
日本では1年延期でようやく東京オリンピックが開催されましたね。
次回2024年大会はフランスのパリで開催されることをご存知でしょうか?
シャンゼリゼ通りやヴェルサイユ宮殿など、有名な観光地をはじめ、パリ(近郊)の街全体がオリンピックの競技会場に変貌するということで、既に注目を集めています!

スポーツのオリンピックがあれば、料理とお菓子にも別名オリンピックと言われる世界大会があります!
それが2年に一度、フランス校近郊の街、リヨンで開催される「ボキューズ・ドール」国際料理コンクール(フランス料理部門)と「ク―プ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」パティスリー世界大会(菓子部門)です。
今年1月に開催予定でしたが、約8ヵ月延期して、9月末に開催されることが決定しました。
毎大会、日本からもアジア予選を勝ち抜いた選手が出場し、フランス校生たちも学びの一環として応援に行っています。
今年は渡航している学生がいないため、応援に行けませんが、ぜひ日本チーム頑張ってほしいですね!

写真は2018秋コースです。


フランス校では、本科授業最後に実施するムニュ・スペシオ(卒業記念制作発表会)が、集大成を発揮するという意味で、"競わないフランス校のオリンピック"と言えます!
日本で学んだ料理・お菓子の基礎に、フランス校で学んだ新たな食材や技法を取り入れた、オリジナルの一品を披露する場です。

写真は2019秋コースです。

単に自分が作りたいものを作るわけではなく、一つのコース料理を完成させるために、同じチームの研究生や先生と話し合い、試作を重ねて、ようやく作品が完成し、発表!
チームプレーですね。


オリンピック同様、サポートメンバーも強力です。
「サーヴィス班」のレストランセッティングや、細やかなサーヴィスは、料理やお菓子をさらに映えさせ、この集大成の日をさらに特別にしてくれます。

オリンピックのように競って金メダルがもらえるわけではありませんが、達成感と感動に包まれるこのムニュ・スペシオは、まさにフランス校のオリンピックと言えるのではないでしょうか。

また学生の皆さんがのびのびとフランス校で学び、成長し、堂々と集大成を発表する日が来ることを心より願っています。