【美しい街アヌシーでの研修】鴨志田 空さん:研修先 Pâtisserie Philippe RIGOLLOT(パティスリー・フィリップ・リゴロ)
【美しいアヌシー湖の見える研修先】
アヌシーの名所であるアヌシー湖から徒歩10分ほどのところにあるお店が研修先です。本店のパティスリー・リゴロと2号店のローズ・デ・ネージュの2店舗があり、本店は水曜定休ですが、2号店は基本毎日営業しているためいつでも好きな時にフィリップ・リゴロのお菓子を味わうことができます。ショーケースはかなり大きく、そこに様々なガトーが置かれると、アヌシー湖にも劣らない美しさがあります。
【偉大なシェフに指導してもらえます!】
仕事は午前組と午後組の2つに分かれていて、朝は基本その日に出すガトーの仕上げをします。本店と2号店を合わせると種類が多いため、初めは覚えるのに苦労しました。仕上げが終わったら仕込みをしていきます。午後組は基本仕込みとお菓子の組み上げをしていきます。最初はなかなかフランス語が聞き取れず、フランス語があまり分からなくてもできる計量をすることが多かったのですが、今ではお菓子の組み上げの手伝いや簡単な仕込みは一人で任してもらえることもあります。できることが増えていくと、仕事をするのが楽しくなります。
仕事場の一部です。
シェフのフィリップ・リゴロ氏と一緒に
シェフであるリゴロ氏は2005年にお菓子の世界大会「クープ・ド・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」で優勝したチームの一員であり、2007年にはフランス最優秀職人章(M.O.F.)を受章された素晴らしい経歴の持ち主です。普段はとても優しい方で、私のつたないフランス語も丁寧に聞いてくれたり、時には冗談を言ったりとユーモアもあります。仕事になるとしっかりとお店をまとめあげたり、とんでもない数の仕事をこなしたりします。そんな中でも研修生である私に優しく的確に指示してくれます。
【休日も充実しています】
研修先のアヌシーは、至るところが美しい街で、特に名所であるアヌシー湖の景色は圧巻の一言です。住居の前の通りでは定期的に市場が開かれていて、多くの人で賑わっています。12月にはクリスマスマーケットも開かれ、アヌシーの有名なチーズを使った様々な料理を楽しむことができたり、夜になるライトアップされたアヌシー湖がいつもとは全く違う顔を見せてくれます。休日は、単休の日は身体を休めていますが、たまにある連休で少し遠出をしたり、近くで研修をしている同級生に会ったりしています。最近ではストラスブールのクリスマスマーケットに行ってきました。さすがフランス最古のクリスマスマーケットと言われるだけあり、多くの人が訪れていました。日本では感じることのできないフランスならではのクリスマスの雰囲気や、巨大クリスマスツリーも見ることができて、行ってよかったと心の底から思いました。住居は一人部屋にシャワーとキッチンが共同で使えるようになっています。同じお店の販売員の方と同じ住居に住んでおり、ペットの愛犬「スズ」もいます。とてもやんちゃな子でたまに飛びついてきたりします(笑)。
美しいアヌシー湖
友達とクリスマスイルミネーションを見学。
巨大なクリスマスツリー
【仕事への考え方も学べる】
研修中は様々なことを学ばせてもらっています。特にフランス人の仕事への考え方は勉強になります。彼らは仕事のON・OFFの切り替えがとてもうまく、休憩の間は会話を楽しんでいますが、仕事が始まると目つきが変わり淡々と仕事をこなしていきます。仕事の時は常に全力で取り組むためスピードが桁違いに早く、それでも決して雑ではありません。たまにシェフの仕事を見ると、スピードと丁寧さが両立していて、見ていて感動を覚えるほどです(笑)。
フランス校在学中は、研修先では研修生の立場であれば主に雑用をすることになるのが普通だろうと考えていました。しかしいざ研修が始まると、研修生ではあるものの従業員と同じような作業をいろいろとやらせてもらっています。フランスは日本より、お店内のチームワークがよりしっかりしているのかなと感じました。自分もその中にいるのだと思うと、よりしっかりしなくてはと思えてきます。
【これからの目標】
東京校、フランス校で約2年間学んだことを就職先で存分に発揮したいです。そのためにもまずは残りの研修で吸収できることは吸収し、経験できることは経験する、1日1日を大切にして日進月歩の気持ちで取り組みます。そしてこれからもずっと楽しくお菓子を作っていけるように努力します!
遊びに来てくれた友達と一緒に
鴨志田 空 (KAMOSHIDA Sorai)
茨城県立勝田高等学校 卒業
辻調グループ出身校 辻調理師専門学校 東京 製菓衛生師本科
研修先 Pâtisserie Philippe RIGOLLOT(パティスリー・フィリップ・リゴロ)


