FRANCE

辻調グループ フランス校

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製菓外来講師 M. Bruno SALADINO(ブリュノ・サラディノ氏)/Patisserie SALADINO (パティスリ‐・サラディノ)

フランス校教壇から

2014.06.19

今回のエスコフィエ校製菓外来講師は、リヨンのパティスリー「サラディノ」のブリュノ・サラディノ氏です。サラディノ氏は
特にショコラとコンフィズリーがご専門で、いつも何種類かのコンフィズリーとマジパンの動物を作ってくださいます。



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コンフィズリーは煮詰めの温度が大切。温度計も使いますが最後は状態を見て出来上がりの判断をします。
ひとつひとつの作業が早く、待ち時間がないように段取りを立てているのを見るのも勉強になります。


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CARAMEL CHOCOLAT


隠し風味?にハチミツが入ったチョコレートキャラメル。煮詰め温度114℃までは他の仕事をして、そこから121℃まで
混ぜながら状態を確認して煮詰めていきます。
ドゥミ・セルのバターを使って甘さを引き立てます。


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BERLINGOTS ROSE


三角形(正四面体)のキャンディをベルランゴといいます。
バラの香りをつけた飴を赤色と白色で32本のシマシマにした飴で包み、引っ張って棒状にしたところでねじりながら
切り分けます。


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PATE DE FRUIT FRAMBOISE ROSE


フランボワーズの赤いペクチンゼリーにバラの香りをつけます。
少ない分量で作るのが難しいお菓子です。


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MODELAGE

マジパンでつくった動物。左から、ネズミ、カメ、イノシシ。
形ができたらエアブラシで色をつけ、目を入れて出来上がり。



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助手(写真左から)
伊與田 健人君 
 「フランス語の大切さを実感しました。普段の実習や講習のフランス語がいかにわりやすく言っていただいているか
よくわかりました。スタージュのイメージができてとても充実した経験でした。」
サラディノ氏
松崎 聖也君 
「簡単そうに見えたアメを伸ばす作業の手伝をしましたが、うまくいきませんでした。少しの時間でしたが、
改めてお菓子作りの難しさと楽しさを実感できました。」


最後に全員で記念撮影
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