FRANCE

辻調グループ フランス校

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調理外来講習 M. Gilles REINHARDT(ジル・レナルト氏)/Paul BOCUSE(ポール・ボキューズ)

フランス校教壇から

2016.01.28

今回の外来講習はリヨンの名店、レストラン「ポール・ボキューズ」から、ジル・レナルト氏にお越しいただきました。

「ポール・ボキューズ」は、1965年から『ミシュランガイド』で3つ星を維持し続けている、フランス料理界を代表するレストランです。同店ではポール・ボキューズ氏、今回の講師レナルト氏を含めて5人のM.O.F.(フランス最優秀職人章)受章者が勤務しています。

今回は、ポール・ボキューズのスペシャリテ(名物料理)から2品を披露してくださいました。

LOUP EN CROUTE, SAUCE CHORON


スズキのパイ包み焼き。
皮をはいだスズキに魚のムースを詰め、パイ生地に包んで焼き上げた名物料理。
ソースは酸味の効いたバターソースにトマトとハーブを加えたもの。


シェフの仕事の速さに学生達からも歓声と拍手が沸き起こりました。

POULARDE DE BRESSE EN VESSIE, SAUCE FLEURETTE AUX MORILLES


ブレス地方で飼育されるブレス鶏は、普通の鶏よりも身がしっかりとして脂がのっており、味の濃く、高級食材のひとつです。これを約1時間ゆっくりと鶏の出し汁の中で煮込み、最後に牛の膀胱に包んで膨らませます。モリーユ(アミガサ茸)をたっぷりと使ったクリームソースとともに提供します。

どちらの料理も、お店ではテーブルの前でサービス係が切り分けてくださいます。
このサービスの仕方もポール・ボキューズならではの醍醐味です。


研修生の原天賜君も、アシスタントとして講習に参加してくれました。

最後にレナルト氏から激励の言葉とポール・ボキューズ氏のサイン入りメニューをいただき、学生達も大喜びでした。

石丸和也君(左端)、倉嶋豪君(左から2番目)、村上豊君(右から2番目)、諸岡冴紀君(右端)。