FRANCE

辻調グループ フランス校

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製菓外来講習 Maxime BLONDEL(マキシム・ブロンデル氏)/Pâtisserie Fresson(パティスリー・フレッソン)

フランス校教壇から

2019.09.03

ロレーヌ地方を代表するパティスリー、「パティスリー・フレッソン」から、シェフパティシエのマキシム・ブロンデル氏にお越しいただきました。

パティスリーのみならず、ショコラトゥリー、グラスリー(氷菓製造)やコンフィズリー(糖菓)など様々な分野を学び、ピエール・エルメを経て、現在に至ります。

今回披露いただいたのはシュー菓子とロールケーキと、日本人に馴染みの深いものだったこともあり、日本とフランスでのアプローチ方法の違いを見ることができました。

CHOUX VANILLE(シュー・ヴァニーユ)

シュー生地を使用したお菓子。クッキー生地を乗せて焼き上げますが、その上にあられ糖と、ダイス状のアーモンドをしっかりと振りかけて焼き上げます。
中には、ヴァニラのクリームとキャラメルソースをたっぷりと詰め込みます。
最後に、泡立てた生クリームをフットボール状に抜いて乗せます。

SOUFFLE VANILLE CITRON(スフレ・ヴァニーユ・シトロン)

ビスキュイ・パータ・シュー(シュー生地ベースのシート生地)を使用したロールケーキにレモンのクリームと、シロップ漬けのレモンの皮を巻き込みます。
仕上げはロールケーキを寝かせ、その上にヴァニラのクリームをたっぷりと絞ります。

アシスタントを担当した研究生のコメント
「卵黄を使わないカスタードクリームなど、初めて見るクリームの技法を見て、試食しておいしさにびっくりしました。作業をしながらのフランス語の聞き取りが難しく、焦ってしまいました。」
「今回アシスタントをして、前回より成長したと感じました。シェフとのコミュニケーションもできたと感じたので、研修に向けて準備が整ってきていると感じました。」


アシスタントと記念撮影

最後に全員で記念撮影