FRANCE

辻調グループ フランス校

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製菓外来講習 M.Fabian DEAL(ファビアン・デアル氏)

フランス校教壇から

2018.12.14

今回お越しいただいたのは、ファビアン・デアル氏です。
現在ショコラティエであり、フリーのデモンストレーターとして活躍されています。
以前はリヨンのクロワ=ルスCroix-Rousseにある、有名店ショコラティエ・ブイエChocolatier BOUILLETの責任者を務めていらした経験もあり、2009年からは一般向けの学校『ガトー・エコールGâteau école』を開校されるなど、製菓業界に情熱を注いでいらっしゃいます。

今回講習で作成頂いたお菓子
*CARAMEL SEMI LIQUIDE BEURRE SALE VANILLE
*CARAMEL SEMI LIQUIDE CITRON VERT

2種類の柔らかなキャラメルを詰めたボンボンショコラです。
シトロンベールやブールサレ(有塩バター)を効かせた特徴あるキャラメルに相性を考えてノワール、ミルク、ホワイトなどショコラを製品によって使い分けられていました。
また、小さなショコラのピエスモンテ(チョコレート細工)を作りながら技術や製品の見せ方も紹介頂き、スムーズに組みあがっていく様に学生も興味深々で食い入るように見ていました。

今回講習助手を務めた木下さん
初めての外来講習アシスタントで緊張していましたが、勇気を出してコミュニケーションを自ら取ることでたくさん仕事をもらうことが出来ました。
いつもよりも話す言葉やスピードが違い、半分くらいフランス語が解らずまだまだ勉強がたりないな、と実感しました。
製菓技術、フランス語力ともにしっかりレベルアップしてスタージュに出たいです。
とても気さくなシェフで楽しい講習でした。

辻さん
実習で何度も作ったことのあるキャラメルが題材でしたが、作り手のこだわりによって作り方も出来上がるものもこんなにも違うのかと驚きました。
ショコラの小さなピエスモンテの組み立てはアイディアにあふれていて見ていてワクワクするものばかりでした。
一番近いところでシェフの仕事を見てアシスタントをすることが出来、とても良い経験になりました。