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辻調グループ フランス校

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製菓外来講習 M.Laurent LEJEUNE (ローラン・ルジューヌ氏) PATISSERIE LEJEUNE (パティスリー・ルジューヌ)

フランス校教壇から

2022.02.03


今期5回目の外来講習に来ていただいたのは、ローラン・ルジューヌ氏です。


フランス校から車で15分程の所にあるNeuville sur Saône (ヌーヴィル・シュール・ソーヌ) と、ボジョレー地方の中心都市のVillefranche sur Saône (ヴィルフランシュ・シュール・ソーヌ)で、地域に密着したパティスリーを経営されており、生菓子のほかショコラや糖菓など、同じ規模のパティスリーと比べても取り扱っている種類が豊富なパティスリーです。

今回の講習では2品の生菓子を作成していただきました。

LINGOTS CARAMEL (ランゴ・キャラメル)』

ランゴとは、金属を型で固めたものを意味し、このお菓子の形に合わせてネーミングされています。香ばしく焼き上げたサブレ生地を使用し、その上にバニラ風味のホワイトチョコレートのムース、塩キャラメルソースを流し、仕上げには栗を使用して季節感を演出しています。

 RUBIS(ルビー)』

ルビーとは、宝石のルビーをイメージして作られたお菓子で、ルジューヌ氏が好きな素材の「ゆず」を使用し、試作を何度も重ね、ゆずとの相性がとても良かったフレーズ・デ・ボワ(イチゴの品種の1つ)を使用してこのお菓子が誕生したそうです。ゆずの香りとフレーズ・デ・ボワの酸味・香りのバランスが抜群の1品です。

毎期、研修生がスタージュ(研修)に行かせていただくお店でもあり、今回アシスタントをしてくれた2人にもとても分かりやすく、少し冗談を交えながらも丁寧に指導をしてくださいました。

アシスタントを務めた研究生のコメント

「作業のスピードが速く、時が経つのがとても早く感じました。わかりやすくコミュニケーションをとってくださり、ポイントをつかみながら作業をする事が出来ました。」

「初めは緊張しましたが、ルジューヌ氏がとても優しくユニークな方で楽しくアシスタントが出来ました。細かな作業を丁寧に教えていただき、とても良い経験になりました。」

最後はルジューヌ氏と共に記念撮影!

Merci,M. LEJEUNE!!