FRANCE

辻調グループ フランス校

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岡井 望さん:調理・2013年春コース

在校生レポート

2013.06.20

「完璧のない世界」
料理が好きだなあ、その中でもフランス料理が好きだ!そう思って専門学校を探し始め、辻調グループにフランス校があると知った瞬間から「フランス校に行こう」と決めました。こちらに来てからの実習、フランス校の実習は完璧のない世界!自分の手の遅さだったり、考えの足りなさだったりで、今まで完璧、と言える実習がまだありません。実習がスムーズにいかず、実習終わりにうまく動けなかった日には注意を受け反省もします。でもその分褒められる時はとても嬉しくて泣き出しそうになることもあります。悪いところをなおしてよいところを伸ばしたいです。

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毎日忙しいですが、反省をいかして頑張っています

「フランス文化を感じた初日の昼食」
フランス校に来て食べたものの中で一番驚いたのは、最初に先生方が準備してくれたポトフとデセールの丸ごとのリンゴ。ポトフに入っているにんじんの甘さや野菜の大きさに驚きました。丸ごとのリンゴ!どうやって食べるの?からはじまり、テーブルナイフで皮をむいて食べ、変色が早いのはアクが強いからということを知ったり、たくさんのことを感じたのを覚えています。

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フランス初の食事はポトフとリンゴでした

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到着直後のバーベキューと自己紹介

「フランス校、フランスでの生活」
毎日がいっぱいいっぱいです!(笑)フランス校では3日に1回実習があります。実習以外の日はサーヴィスの授業だったり、実習の仕込みを行ったりします。授業が終わったあとは実習または仕込みのミーティングだったりと一日が勉強漬けです。それでも全然足りなくてもっと勉強しなきゃ、と思う反面、疲れて寝てしまうこともあります。休日は出かけたりしますが、フランスに到着したばかりのころは地下鉄の乗り方もスーパーでの量り売りの買い物の仕方など何もわからなかったけど、知らないフランス人の方もいろいろと声をかけてくれたり、地下鉄にも乗れるようになったし、レストランで出会った方にピザを分けてもらったり(笑)、フランス人の皆さんがとても親切で驚きました。

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シカレックス社でボジョレワインの試飲

「みんなと仲良く」
寮に住むみんなとは仲がよく、週末はみんなでワインを飲んだり←ワインの勉強??楽しくワイワイしています。サーヴィスの授業の時に料理名を言う機会がありますが、パティシエの学生に料理の意味を教えてあげたり、逆にお菓子の意味を教わったりもします。個人のスペースはとても限られたものですが、部屋に不満を持つ暇もないくらい毎日が忙しいです。

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ボーヌ見学で購入したワインです

「休日も充実」
5月にあった5連休にはモンサンミッシェルやサンマロに行きました。下調べをしっかりしていたので、予定が大きく狂うこともなくとても楽しかったです。食べ歩きはポールボキューズに行きました。日本にいた時の授業のメニューにもよく出てくるポールボキューズ。フランス校に来たら最初に行く食べ歩きのレストランと決めていました。

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連休には旅行を楽しめました。夏のヴァカンスも楽しみ!

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ポールボキューズ氏と一緒に

「研修は期待と不安が」
研修に行くことを希望しています。日本にいる時から研修が楽しみで仕方ありませんでした。シャトーにいる時よりも、更にフランスに触れられると思うからです。フランス校に来てから更に楽しみになった反面、語学力については少し不安でもあります。

「フランス校進学を考えている皆さんへ」
今、自分の持っている夢や目標、なぜ料理人になりたいのかを忘れないで来てください。それがあるとどんなにつらくても頑張れる!フランス校は楽しいばかりのところではないです。この半年で、フランスで生きて行くための技を身につけていかないといけないので、みんな必死です。自分にすごく焦ったりもします。先生達も半年でいろいろなことを教えないといけないので必然的に厳しくもなります。とても怒られたりした時、私は「なぜ自分は料理したいんだろう」とか「私は何がしたいんだろう、目標は?」とか、自分に聞きます。これの答えが見つかると「よし、頑張ろう!」と思えるので、しっかり自分を持ってきてください。


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岡井 望
OKAI Nozomi
エスコフィエ校 調理 2013年春コース
[エコール 辻 大阪] 辻フランス・イタリア料理マスターカレッジ フランス校留学コース
出身高校:愛媛・済美高校 卒