NHKドラマ「京都人の密かな愉しみ Bleu 修業中~送る夏~」に辻調が協力!
技術研究所日本料理実習室が、京都の「料亭」に!?
これ、ドラマの中の話です。
NHKBSP「京都人の密かな愉しみ Bleu 修業中~送る夏~」にエコール辻大阪の学生8名と日本料理の先生方がエキストラとして出演。
しかも、撮影は技術研究所の2F日本料理実習室で行われました。
次の写真を見て、技研(日本料理)の卒業生の方々はどの場所かわかりますか?
このドラマは伝統と文化、そして美が今も折り重なっている千年の都<京都>。
町の美しさや磨き抜かれた生活文化を京都人の側から描くインサイドストーリーです。
物語の中心となるのは、5人の若者。彼らの職業は、庭師、陶芸家、板前、パン屋、農家等々。
全員が技術はまだ未熟ながらも一人前になるべく日々修練を重ねている姿を描いています。
では、撮影の裏側を少しお見せします。
まず東京校で日本料理の石橋先生が計2日間にわたって演者の方に基本的な技術指導を行いました。
実際の撮影は8月12日と13日の2日間。早朝から遅くまでの収録となりました。
長谷川先生と毛利先生の撮影前の余裕の表情。白衣を注意してください。
ドラマ内の料亭の料理人ですから「辻調」の白衣ではないでしょう?
エキストラ参加してくれた学生たちが「位置決め」をされています。
「スタート」の掛け声で彼らは指示されたとおりの動きを行います。
台詞はないですが、動きはちゃんと指示されているのです。
長谷川先生、手元の吹き替え。実際にドラマを観て、「あっ!ここか」って見つけてください。
この撮影風景は仕上がった料理を撮っています。実際に流れるのは数秒の画を撮るのに2時間以上かかることもあるのです。
先生が手元の撮影している間、ちょっとリラックスする学生たちの表情。
カメラに入っていない人と枠外の人の表情が全く異なります。
ま、そりゃそうですね。
撮影対象はそうとう多くのスタッフに囲まれるのでスペースがありません。
カメラが回り始めると動くことができないのでなかなかつらい状態です。
今回の撮影の山場、と言いますかもっとも難しいシーンは「鱧」を相手にしたシーンでした。
生きた鱧が登場しました。 何しろこの魚は危険です。
もし噛まれたら冗談ではすみません。先生方もしっかりと軍手をはめて対応しています。
どうして何匹もの鱧が必要かと言いますと、撮影は同じシーンを何度も撮るのです。
異なった角度から何度も撮ります。
こうしておかないと編集の時に困ることになるらしいです。
撮影した画はいわば"素材"です。
料理も素材が多種類あるほうがいい一皿を作れますよね。
それと同じかも知れません。
これは「演技」でしょうか?
このような調子でまるまる2日間の撮影、無事終了しました。
学生の皆さん、ご協力ありがとうございました!!
ぜひご覧くださいね。