OSAKA

辻調理師専門学校

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季節を感じる和菓子づくり(製菓実習 和菓子) 製菓技術マネジメント学科1年

和菓子
製菓技術マネジメント学科
製菓衛生師本科

2026.07.15

夏の訪れとともに和菓子店の店頭には「鮎」をモチーフにしたお菓子が並びます。
見た目も涼しげで、この時期ならではの季節感を楽しめる和菓子のひとつです。
製菓技術マネジメント学科の1年生は、そんな初夏の風物詩である「鮎焼き」の実習に取り組みました!

前回の実習では職員の手本を確認し、生地の焼成練習を行い、工程をしっかり確認。
今回はその内容を踏まえて、本格的に作製していきます。
まずは、生地作りから!


ここでのポイントは、生地を混ぜ過ぎないこと。
空気を含みすぎると、火通りが悪くなるだけでなく、生地に粘りがでてしまい、
製品の仕上がりに影響が出てしまいます。


生地作りが終わると、平鍋(鮎焼きやどら焼きを焼くための加熱器具)に火をつけて準備を進めます。
一方、ガス台では中に入れる求肥を炊いていきます。

求肥とは餅粉を耳たぶほどのかたさになるまでこね、熱湯で浮き上がってくるまでゆでた後、
鍋に移し、弱火で砂糖を加えながら練り上げたものです。
今回は焼成した生地の中に入れ、製品にします。
力がいる作業ですが、学生たちは交代しながら、丁寧に求肥を炊き上げていきました。



求肥は、生地に合わせたサイズにカットしていきます。
片栗粉をまぶしながら、大きさを揃えて丁寧にカットしていきます。



そして平鍋も十分に温まり、いよいよ焼成です!
生地を流して楕円形に広げ、表面が焼けたらひっくり返し、裏面をさっと焼き上げます。
そこへ先ほどカットした求肥を入れ、形を整えながらたたんでいきます。
学生たちは「熱い!」と言いながらも、一枚一枚丁寧に焼き上げていました。
「前回よりも上手に焼けた!」という声もあり、練習の成果を感じられる場面となりました!




焼成が終わると、焼き印を押して仕上げます。
目や尾、模様を入れることで、一気に鮎らしい表情に。
火傷に気を付けながら慎重に作業を進めていきます。


こうして、初夏を感じる製品、鮎焼きが完成しました!


最後は箱詰め作業です。一本ずつ丁寧に袋に入れ、箱に詰めていきます。
お店に並ぶ商品のような仕上がりに、学生たちも嬉しそうな様子でした。


実習を通じ、作製工程を繰り返し行うことで、少しずつ自分たちでできることが増えていきます。
それに伴い、品質や作業スピードも上がり、より実践的な力が身についていきます。

また和菓子は、季節感を大切にする菓子でもあります。
今回の「鮎焼き」のように、その時期ならではの素材や意匠を取り入れながら、
季節を表現していくことも、重要な学びのひとつです。

これからも実習を重ね、できることをひとつずつ増やし、美味しい和菓子を作っていきましょう!

~プロフィール~
辻調理師専門学校 和菓子担当
宮田 紗樹

大阪府出身。
のんびりソフトボールをやっています。
好きな和菓子はみたらし団子。
学校のみたらし団子は本当に美味しいですよ~