小学生に向けた給食プロジェクト『パンタスティック給食★』
みなさん、こんにちは。
辻調理師専門学校で製パンを担当している桒村です。
今回は製菓技術マネジメント学科2年、製パン・カフェ総合クラスの学生が
4月から取り組んできた一大プロジェクト『パンタスティック給食★』をご紹介します!!!
『パンタスティック給食★』とは?
大阪教育大付属天王寺小学校の先生から、
『夏の暑い時期に子ども達の食欲が低下気味になってしまうため、食べることの楽しさやワクワクする気持ちを伝えてほしい!』
と、ご相談を受けました。
そこで立ち上がったのがこの企画!
製パン・カフェ総合クラスの学生が『小学生×夏×パン』をテーマに、オリジナルレシピを考案し、
実際に小学生にパンを提供するというプロジェクトです。
ちなみに...このプロジェクトをクラス一丸となって盛り上げるために
『パンタスティック給食★』と学生が名付けてくれました!
まずはアイデア会議からスタートです。

事前に考えてきたアイデアを持ち寄り、「夏らしさって何だろう?」「小学生が喜ぶパンってどんなパンかな?」と
話し合いながら、パンのイメージを膨らませていきました。

すぐに意見がまとまる班もあれば、「そのアイデアいいね!」「それを組み合わせてみよう!」と、
みんなで知恵を出し合いながら盛り上がる班もありました。
つくりたいパンが決まったら、次はレシピづくり!
1年生の時に学んだパンづくりの基礎を思い出しながら、「どんな味にしよう?」「見た目はどうしよう?」と
試行錯誤しながらレシピを完成させていきます。


そして、いよいよパンづくりスタート!
まずは生地をこねていきます。
生地がまとまったら発酵へ。
ふっくらと膨らませた生地を分割して、成形の準備を進めます。
さらに、パンの中や上に使う材料も準備していきます。

成形前には、「この順番でやろう!」「ここに気を付けよう!」と作業手順を再確認。
準備が整ったら、いよいよ成形です!



「思ったより難しい!」「いい感じになってきた!」など、楽しそうな声も聞こえてきました。
班ごとに工夫を凝らしながら、自分たちのイメージした形に近づけていきます。
最後は最終発酵を行い、焼成へ!
焼く前には、生地がしっかり膨らんでいるかをみんなで確認します。


ついに焼き上がってきました!

焼き上がったら、自分達のイメージする製品に仕上がったのか、
次に向けて何を改善したらより良くなるのかを班ごとに話し合います。
果たして理想の形に仕上がったのでしょうか?
いよいよ!『パンタスティック給食★』当日!!!
4月から約3か月間、一生懸命考え続けてきたパンを、ついに小学生たちへ届ける日がやってきました。
パンをお披露目する前から、子どもたちのワクワクした気持ちが伝わってきて、学生たちも自然と笑顔に。
そしてパンが登場した瞬間、
「こんなパン見たことがない!」「おいしそう!」「早く食べたい!」
と、教室中に大きな歓声が響きました。
実際に食べ始めると「おいしい!」という声とともに、笑顔で残さず食べてくれる姿が見られました。
また、パンに関するたくさんの質問も飛び交い、教室は大いに盛り上がりました。

プロジェクトを終えた学生たちは、無事にやり遂げられた安堵感と、
小学生から直接聞くことができた素直な「おいしい!」という言葉に、大きな達成感を感じていました。
その一方で、たくさんのパンを同じクオリティで焼き上げる難しさや、
チームで一つの目標に向かって取り組む大変さも実感しました。
最初は不安もありましたが、クラス全員が力を合わせ、最後までやり遂げることができました。
「食べる人の笑顔のためにつくる」
これは授業だけでは得ることのできない、かけがえのない経験です。
学生たちの無限の可能性を感じることができた、素晴らしいプロジェクトとなりました。


今回の経験を糧に、これからも新しいことに挑戦し、人を喜ばせるものづくりの楽しさを大切にしながら、
多くの人を笑顔にできる人へと成長していくことを期待しています。
頑張れ!製パン・カフェ総合クラスの学生★
【プロフィール】
辻調理師専門学校 製パン担当
桒村 綾
大阪府出身 パンが大好き
休日は家族でパンの食べ歩き!
最近はおいしい食パンを探し求めてます。


