OSAKA

夏休み明けの授業風景

西洋料理
調理技術マネジメント学科

2025.09.25

みなさん、こんにちは!!
気づけば9月も後半。2025年も残り3か月となってきました。

卒業し業界で活躍できる力をドンドン積み上げていくために、
授業内容もグッと濃くなってきましたよ~。
そんな今回は調理技術マネジメント学科2年生西洋料理クラスの様子をお伝えします。

とある日の教室では・・・


グループごとに何やらお話し中・・・。

何やらカリカリと書いているようですが・・・。
前回実習の振り返りをして役割分担や仕込みの流れを再調整しています。
次回の実習は先生の力を借りることなく、
グループメンバーのみで仕込みから料理提供を行なわなければなりません。

仕込みの段取り、役割分担が適切か。設定時間までに衛生面に気を配りながら仕込みを終えられるか。
オーダーを聞き取り、美しく美味しい料理を仕上げることができているか。
そのすべてを評価されるのです。
今回のミーティング、いつも以上に気合が入っているようです!!
次回の実習が楽しみですね~~~!(^^)!

別の日、実習室をのぞいてみると・・・


高度調理実習Ⅱのようですね~。
2年生になるとレストランシミュレーション実習の他に週に1回、高度調理実習があるんです。
高度調理実習Ⅰで基礎内容を習得したのち、前期後半からこの高度調理実習Ⅱが始まるのです。

【高度調理実習Ⅱ】とは、現場のシェフに直接ご指導いただく授業です。
今回は「オリジナルポテトサラダ」作成実習です。
頭の中で思い描いた通りの味、見栄えに仕上げられるのか。
簡単そうに感じますが・・・
じゃがいものおいしさをどのように引き出すのか、どうしたらよりおいしくなるのか、
"おいしそう"、"わぁ~、食べたい~"、と思わせるにはどうしたらよいのかetc・・・。
考えねばならないことはたくさんあります。



作成したチームはこの後のプレゼンに向けて、ひと足先に試食してみます。
さて、味と盛り付けはいかに・・・。
シェフから直々に味や盛り付け方のアドバイスをもらっているようですね~。

限られた食材、限られた時間の中でいかにオリジナリティーを出すことができるか。
高度調理実習Ⅱでは現場で活躍しているシェフに直接指導を受けることのできる、最高の実習環境なんですよ。
何気ない会話から、色々なヒントが得られるのも嬉しいですよね。
シェフと話すのにドキドキしてしまうこともあるけれど、
実習を重ねるごとにシェフとのコミュニケーションもスムーズになってきます。
この経験が、卒業して現場に出た時に役に立つのです。



自分たちの作った料理をプレゼンし、皆で試食です。
ただ作って食べるだけでなく、味の評価もしていきます。



皆で試食し、意見交換をしながら評価を記入していきます。
楽しく試食しながらも辛口コメントがあったり、
学生も様々な視点から料理を評価する力がついているようです。

次回の高度調理実習Ⅱではシェフの作成した料理に合わせる付け合わせを考案します。
さて、どのチームの付け合わせが最高評価を受けるのか。
今からとても楽しみですね~(^^♪

後期の授業ではこれまで学んできたことを積み重ねながら、
よりクオリティーの高い仕上げができるようにしていかねばなりません。
そのためにも個人のスキルアップはもちろん、チームワークも重要になってきます。
このメンバーで学ぶのもあと半年!!
辻調での日々を楽しみながら一緒に成長していこう!!

~プロフィール~
辻調理師専門学校 西洋料理担当
長谷川 薫

広島県出身
時々"じゃけん‼"と口にしそうになる時があります(笑) いや、もう出てこないかな。
美味しいものを食べているときは幸せですよね~(#^.^#)