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留学生との『フランス語交流会』第二回

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2019.02.23

1月30日(水)、来年度フランス校に進学する調理・製菓の学生を対象とし、近隣の大学で学んでいる留学生の皆さんをお招きしての『フランス語交流会』が開催されました。
7月の第一回交流会では4名の留学生の方にお越しいただきましたが、今回は15名もの方が来てくださいました。

前回の交流会は多くの学生にとって初めて生のフランス語に触れる機会でしたが、フランス語学習の重要性を実感する良いきっかけとなりました。
第二回交流会に向けて少しずつフランス語の勉強を頑張ってきた学生も多いです。いよいよ、半年の成果を試す時が来ました。


開始直前にフランス語のおさらい

今回の交流会は、主に留学ライフサポート授業で学んできたフランス語を用いたワークが中心です。

最初は「自己紹介ワークタイム」。
初めて会う人には必ずする自己紹介。フランス語で自分自身の情報を伝える言葉を学ぶだけでなく、相手に聞き出す力も必要です。
この日のために学んできた、初めての相手への訪ね方(名前、出身地、職業、好きなことetc...)を使い、それぞれのチームに着席いただいた留学生の方がどんな方なのか聞きだします。
まずはお名前から。"Comment tu t'appelles?(お名前は?)"と聞いてみます。



答えてもらった名前、綴りが分からなければ"Comment ça s'ecrit?(どうやって書きますか?)"

どんな方か分かったところで発表タイム。
"Laissez présenter M.(Mademoiselle)○○(皆さんに○○さんを紹介します)"
チームで聞き取れた情報を、分担してフランス語で発表します。

続いては「電話予約チャレンジタイム」。
顔の表情やジェスチャーが使えない電話でのフランス語会話はかなり難関。とはいえフランスへ行けば、レストランやタクシーなど、電話での予約が必要なシチュエーションも多くあります。
留学生の皆さんにレストランの店員やタクシー運転手役を担当いただき、チームで協力してフランス語で予約にチャレンジします。
まずは電話をスピーカーにし、離れたテーブル同士でつなぎます。

レストランなら、予約したい日時や人数、予約者の名前を伝えないとなりません。タクシーの場合は同じく日時と予約者名の他、行き先を告げる必要があります。



電話でフランス語をスラスラ...(当然ですが)思わず感心

次は「これ何?ゲーム」。
留学生がヒントを出してくれるお題が何かを、フランス語で答えます。
お題は一つずつカードに入っており、留学生の皆さんに出題者になっていただきました。


お菓子、料理、飲み物色々なお題が隠されています


「rouge」「ronde」「jaune」「amer」など簡単なヒントから答えを推測


答えがあたると、どんどん楽しくなってきました

優勝チームおよび個人賞受賞者には、フランス生活で役に立つ品物の詰め合わせがプレゼントされました。

最後はフランス語、日本語を交えたフリートーク。
まだまだ分からない言葉は多いですが、前回の時よりも格段に分かる言葉が増え、コミュニケーションも落ち着いてできる学生が増えたようです。


留学生の皆さんも気さくにお話しして下さり、最後は打ち解けて楽しい雰囲気で記念撮影となりました。

2回目の交流会は、この半年間のフランス語学習成果を実感するとともに、渡仏の日まで何を重点的に学習するべきか、それぞれがさらに思いを新たにする日となりました。

参加留学生のみなさん、ありがとうございました!