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活けの蛸に悪戦苦闘! 【辻日本料理マスターカレッジ】

辻日本料理マスターカレッジ

2014.07.29

今日は蛸の実習をレポートします。

この時期の蛸(たこ)は「麦わら蛸」といわれ、子を持つために美味しく味わい深いといわれています。

夏バテしやすい時期ですが、タウリンたっぷりの蛸を食べて、元気をつけてもらいましょう!

 

活けの蛸は元気にあばれまわって弱る前に目打ちで締めます。

一瞬で色が変わるので、各班でどよめきがあがりました。

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それから、酢だこ用のタコをゆでます。

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3分ほどゆでたら、残りの露を払い、氷水でさっと色止めします。

そしてダクトの枠につり下げ、余分な水分を払います。

全テーブルタコが釣り下がるの、とても不思議な光景です。

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ご飯に使うタコはさっと霜振りして、適当な大きさに切り、地漬けします。

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造りは60℃のお湯で湯引きにして、氷水でしめ、梅醤油で食べます!

くにくにとした歯ごたえで、うまみが口に広がりますよ。

皮が邪魔なので、柳包丁でしっかりむきとります。

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夏が旬の金糸瓜は酢だこに添えて。

見た目は黄色いメロンのようですが、ゆでると繊維が糸のように細くほぐれます。

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盛り付けはいつも通り手早く丁寧に!

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できました!

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皆でいただきます。