【本場で学ぶボジョレワイン】シカレックス社見学
Bonjour, 辻調グループフランス校です。4月も終わりに差し掛かり、日本ではゴールデンウィークが待たれる頃ですが、フランスも今年の5月はゴールデンウィークの更に上を行く「ゴールデンマンス」とも呼べる月になります。5月1日(木)から4連休、5月8日(木)から4連休、5月29日(木)から4連休があります!木曜日が祭日に当たるため翌日金曜日をお休みにする「橋掛け連休」というものがあり、それゆえ豪華な連休が多くできる今年の5月ですが、橋掛け連休にするかしないかは各会社や学校に任されています。
フランス校の研究生の皆さんも5月の一回目連休を楽しみにしていると思いますが、もちろん授業にも頑張って取り組んでいます。先週金曜日はフランス校ならではのワインの授業が行われました。こちらはボジョレワイン醸造所「SICAREXシカレックス社」を見学しながら行われました。シカレックス社はフランス校のすぐ隣にあり、フランス校のシャトー名である「シャトー・ド・レクレール」と名付けられたワインが醸造されています。ボジョレワインのブドウ畑に囲まれたシャトー・ド・レクレールで毎日過ごしている皆さんはこちらを見学しない手はないですよね!!ということで、今回はシカレックス社を訪れ醸造法を学び、醸造所を見学し、ワインの試飲もさせていただきました。
シカレックス社のファニーさんは毎回フランス校の研究生のために講習をしてくださいます。シカレックス社はワイン醸造所であると同時にワインの研究所でもあります。ワインについての一般的な知識からボジョレワインについて、ブドウの育て方から醸造法に至るまでいろいろなことをお話いただきました。ボジョレワインは「ボジョレヌーヴォー」で有名ですが、ヌーヴォーとは「新しい」という意味になり、ボジョレヌーヴォーはボジョレワインの新酒のことです。特に日本ではボジョレヌーヴォーが有名ですが、ボジョレワインはそれだけではありません!ボジョレワイン原産地であるフランス校の周りでは珍しいボジョレワインの白ワインも作られており、こちらの試飲もさせていただきました。ボジョレワインは通常単一品種で作られており、赤ワインはガメイという品種、白ワインはシャルドネという品種で作られています。飲みやすくてとてもおいしいボジョレワインを知る機会となり、研究生の皆さんには勉強になりました。これからは個人でもボジョレワインを試してみるとよいかもしれませんね。
フランス校ではワインに興味がある研究生にも喜んでもらえるようなワインの授業もたくさんあります。フランスにいる間にボジョレワインをはじめとしたいろいろなワインを実際に試飲しながら学びましょう!