【リヨンの老舗ショコラトリー】Palomas(パロマ)
フランス校からも近く、幾度となく訪れているリヨンにもまだまだ素晴らしい店があることを知らされた「Palomas」をご紹介したいと思います。
ベルクール広場から旧市街に向けて少し(50mくらい?)歩いたところにこのお店はあります。
こちらのお店は1917年、Louis Palomas(ルイ・パロマス氏)が現在の地にお店を開いたのが始まりで100年以上もの歴史を誇っています。2011年からはDominique Clerc(ドミニク・クレール氏)によってその歴史が受け継がれています。長年この場所で製造から販売まで行われていましたが、近年リヨン6区 テット・ドール公園の近くに2店舗目を開かれ、製品の製造はそちらに移されました。
ドミニク・クレール氏はパトリック・シュヴァロ氏、ローラン・ル・ダニエル氏、アンドレ・コルデル氏、ジェラール・ミュロ氏、ピエール・エルメ氏など名だたるシェフと共に技術を研鑽されてきました。
メゾン・パロマスでは厳選された最高級の原材料を豊かな風味が保つようにあえて複雑な工程を経ず、機械で置き換えることのできない手作業にこだわって製造されています。
幾多の製品の中から個人的に気になったガトーとPalomasのスペシャリテを紹介いたします。
PARIS-BREST パリ・ブレスト
しっかりと焼かれたシュー生地にねっとりとしたプラリネノワゼットのムースリーヌが良くあっていて薄いノワゼットのプラリネショコラが良いアクセントになっています。
TARTE AU CITRON タルト・オ・シトロン
優しい酸っぱさの中に甘味が感じられるシチリア産のレモンを使用していて、ザクザクした食感のサブレ、この二つをつなぐモワルーシトロンの相性がとても良かったです。
INTEGRAL アンテグラル
ショコラトリーのお菓子としてチョコレート尽くしのお菓子を選んでみました。ザッハ生地の間に濃厚なチョコレートムース、底には砕いたノワゼットを混ぜたチョコレート。異なる食感のチョコレートが口の中で感じられ、口の中に広がるチョコレートの香りにカリカリとしたノワゼットがとても良いアクセントに感じられました。
Palets de Fourvière® パレ・ド・フルヴィエール®
1956年に商標登録されたお店のスペシャリテの一つ。ピエモンテ産のノワゼットを使用したプラリネチョコレートをほんのりとコーヒーで香りづけされたメレンゲで包み、乾燥させた一品です。サクサクした食感のメレンゲに香ばしいノワゼットが香り、とても相性が良いと感じられました。
Délicia® 72% デリシア® 72%
こちらも1923年に商標登録されています。ガーナ産とブラジル産の高品質のカカオとマダガスカル産のヴァニラを使い、一枚一枚極薄く手作りで作られています。口の中でパリパリと砕けた後、すっと口の中で溶けていくとともにカカオの香りが広がっていきます。
ORANGETTES オランジェット
シチリア産のオレンジを時間をかけてコンフィにし、66%のチョコレートでコーティングしたもの。自家製で皮のえぐみがとても少なくあっさりとしたコンフィとチョコレートがバランスが良く、お酒ともよく合いそうです。
LES LIONCEAUX DE LYON
子供のライオンの顔に成型したカカオ分70%のチョコレートとカカオ分43%のミルクチョコレートの中にピエモンテ産ノワゼットとドローム・プロヴァンス産フェラーニュ種のアーモンドを使った自家製プラリネが詰まっています。二種類のチョコレートを使い、それぞれ配合の違うプラリネチョコレートが使用されていてこだわりを感じさせる一品です。
今回伺ったベルクール店ではマダムが丁寧に説明をしてくださり、心地よい時間を過ごすことができました。お客様がお店を出られる時には入口までお見送りをされるなど細かなところまでお気を配っておられました。写真を撮るのを失念してしまったのですが、マダムのミカさんどうもありがとうございました。来期のリヨン見学の時には生徒たちに「ぜひ訪れてもらいたいお店」として紹介したいと思います。
Palomas
Boutique Bellecour
住所:2 rue du Colonel Chambonnet, 69002 Lyon
営業時間 : 月 10h-13h00、14h-18h00
火-土 10h00-19h00
定休日:日
電話: 04 78 37 74 60
Boutique Brotteaux
住所:90 cours Vitton, 69006 Lyon
営業時間 : 月、火、木、金 10h00-13h30、14h30-18h30
水 10h-13h30、14h30-17h00
土 10h-12h00、14h30-17h00
定休日:日
電話: 04 78 65 08 12


