【リヨンの学生街にあるパティスリー】Siprès Pâtisserie(シプレ・パティスリー)
本日はリヨン7区、マルセイユ通り近くのプラド広場にあるSiprès Pâtisserie(シプレ・パティスリー)に伺いました。学生が多く暮らすエリアで、気軽に楽しめる飲食店も多いです。リヨン中心部からも近くアクセスしやすい立地にあります。
Siprèsは、リヨンのレストラン「Siprès」から派生して生まれたパティスリーで、季節のフルーツを使用し、繊細で独創的なガトーが並ぶのが特徴です。
シェフ・パティシエの Antoine Oudinet (アントワーヌ・ウディネ氏)は幼い頃から焼きたてのお菓子の香りに囲まれて育ち、やがて自身もお菓子を通して感情を伝えられるような意味のある仕事がしたいと思うようになったそうです。トレヴーのMaison Cormorèche(メゾンコルモレッシュ)、リヨンにあるショコラトリーDelices des sens(デリス・デ・サンス)の Romaric Boilley(ロマリック ボワイエ)氏のもとで修業され、さらにMaison Bouillet(メゾン・ブイエ)ではチョコレート技術を学ばれました。以前から自分の店を持ちたいという想いを抱いていたそうですが、のちの共同経営者となるAlexisaアレクシ氏から声をかけられ決心をしたそうです。「人の顔が見える規模のチームであること」「明るく楽しく働くこと」を大切にしているとのことです。
店内はシンプルで洗練されており、店内で喫食できる座席が3席あります。
入って正面のショーケースには美しい仕上がりのプティガトーやアントルメが並んでいます。
クッキーやブラウニーなどの焼き菓子、さらにはヴィエノワズリーなども充実していました。
サンドイッチ、パテ・アン・クルート、キッシュなど軽食もあり、ランチとしても利用出来ます。
今回はその中でも気になったガトーを3品紹介します。
「Saint-Honoré(サントノーレ)」
キャラメリゼしたパイ生地の中にクレム・パティシエールとキャラメルソース、上にバニラ風味の軽いクリームを絞り、表面にはキャラメルをコーティングしたシュー生地が乗っています。パイ生地が見た目の印象よりもホロホロしており、キャラメリゼされていて香ばしく美味しかったです。ほろ苦いキャラメルソースも、甘いクリームとの相性が抜群でした。シュー生地の表面のキャラメルが薄く、食感もよくて見た目も綺麗。
「Doucerur des îles(ドゥスール・デ・ズィル)」
南国のフルーツであるココナッツ、マンゴー、パッションを組み合わせたムースです。底にはザクザクしたクルスティアン、甘くて優しい風味のココナッツの柔らかいムース、フレッシュのマンゴーの角切りなど食感が楽しい一品でした。ココナッツやマンゴーの甘みと、パッションフルーツの酸味のバランスがとても良かったです。丸いフォルムで見た目もかわいらしく仕上げられています。
「Mont-blanc Clémentine(モンブラン・クレモンティーヌ)」
コルシカ産のクレモンティーヌ(小ぶりで甘いみかん)と濃厚なマロンクリームを合わせたモンブラン。栗は柑橘類とも相性が良く、今回使用されているクレモンティーヌと濃厚なマロンクリームはすっきり爽やかにまとまっていて食べやすかったです。中にはホワイトチョコレートでコーティングされた乾燥メレンゲが入っていました。
いただいたガトーはどれも甘さや食感のバランスがよく、繊細で完成度も高く感じました。次回は焼き菓子やヴィエノワズリーなどにも挑戦したいです。
これからの時期はさらにフルーツが充実し、より一層ガトーの表現が広がる季節となるので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
Siprès Pâtisserie(シプレ・パティスリー)
住所:39 Rue de Maeseille,69007 Lyon,France
電話番号:09 51 90 10 26
営業時間:火曜日~土曜日 7:30~19:30
公式サイト:https://www.sipresparisserie.fr/
お店のインスタグラム:@sipres.patisserie


