ジェローム・ランジリエ氏は、2009年の「クープ・デュ・モンド・ド・ラ・パティスリーCoupe du monde de la Pâtiserie」
でフランス代表チームの1人として出場し、フランスを優勝に導くなど、数多くの世界的なコンクールで優勝、入賞されて
きました。


ランジリエ氏は、講習ではいつも基本と新しいテクニックを組み合わせたお菓子を紹介してくださいます。
冗談を交えながら、助手の学生とともにリラックスした雰囲気の中で講習を進めるのがランジリエ氏のスタイル。
明るく気さくな振る舞いに学生の緊張もほぐれたようで、終始にこやかに講習が進んでゆきます。


今回作ってくださったお菓子は...


TARTE PAMPLEMOUSSE FRAISE

サクサクのタルト生地の中に、しっとりとしたアーモンドクリームとグレープフルーツが焼き込んであります。
その上にカスタードクリームを絞り、さらにイチゴとグレープフルーツがたくさん盛り込まれています。表面にかかっている
ツヤツヤの上掛け（ナパージュ）も手作りで、お菓子のパーツひとつひとつにこだわりが感じられました。


今回助手を務めたのは、製菓研究課程の高橋智大君（集合写真シェフ右隣）と舟山実希さん（シェフの左隣）。


高橋君「外来講習の助手をしたのは今回がはじめてでした。次は何をするのかなど、考えることがたくさんあって
大変でしたが、ランジリエ氏とフランス語でコミュニケーションをとることができて、とても楽しかったです。
フランス語をもっと頑張りたいと思いました」


舟山さん「シェフの指示に従ってフルーツの処理をする作業をしました。直接シェフに綺麗なカルティエのとり方を
教えてもらったり、数を聞いてコミュニケーションをとったりと、研修のイメージが少しわき、とても良い経験になりました」


最後に全員で集合写真を撮りました。

Merci, M.LANGILLIER !!!