FRANCE

辻調グループ フランス校

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製菓外来講習 M. Gaetan FIARD(ガエタン・フィアール氏)/Restaurant Le DIANE(ル・ディアンヌ)

フランス校教壇から

2015.06.11

エスコフィエ校、8回目の製菓外来講習は2014年3月にパリで開催されたLe Mondial des Arts Sucres(ル・モンディアル・デ・ザール・スュクレ)という男女ペアの製菓の世界大会で、フランス代表として出場し見事優勝を果たしたフィアール氏にお越し頂きました。

 

  

フィアール氏にはその大会以来、毎期講習に来て頂いています。若くして数々のコンクールに出場し輝かしい成績を収めているフィアール氏、今現在、フランスで最も注目されている若きパティシエの1人です。

  

さて、今回講習して頂いたメニューはこちら

  

Le Baba au Citron

   

フィアール氏は、現在パリの5つ星ホテル内のレストラン「Le DIANE」でシェフ・パティシェを務められており、今回はそちらのレストランのメニューでもある皿盛りデザートを紹介して頂きました。滑らかなレモンのクリームに、サクサクのクッキー生地、柑橘類のシロップをたっぷり染み込ませたババ生地に、爽やかなシャーベット。いかにも夏らしい1品です。

  

 

  

コンクールの経験が豊富という事もあり、仕事が丁寧かつ、スピーディー。さらに、ホテルでのパティシエの仕事は、一般の製菓店とは違い、バンケット(宴会)や、ウエディングなどにも対応するため、仕事の幅が広がります。目の前で美しく、そしてスムーズにこなされていく仕事に学生の目も釘付けです。(少しでもシェフの仕事に近づいてくれるといいですが・・・)

  

さて、今回の助手はこの2人。世界チャンピオンのアシスタントでさすがに緊張しますね。

  

 

矢野さん                坂本さん

  

講習後に2人に感想を聞きました。
矢野さん「作業が早くてついていくのに必死でしたが、シェフの頭の中では仕事がしっかりと整理されていて私もこうなりたいと思いました。今回は緊張していて積極的にいけないところもあり残念でしたが、また新たに自分の目標が出来て意義のある経験になりました。」
坂本さん「シェフの動きはものすごく早く、現場のスピードを目の当たりにしました。驚きと尊敬でいっぱいになりました。」

  

最後にみんなで、パチリ。

  

 

    

今回も学生たちにとって、充実した講習になりました。次回も楽しみです。