FRANCE

辻調グループ フランス校

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製菓外来講習 M.Bruno SALADINO(ブリュノ・サラディノ氏) SALADINO(サラディノ)

フランス校教壇から

2015.02.16

今回の外来講習はブリュノ・サラディノ氏にお越しいただきました。

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サラディノ氏は、リヨンのアラン・ロランシー氏(M.O.F.受章者)のお店「ロランシー」でシェフを務めた後、同じくリヨンで独立されています。サラディノ氏は特にチョコレートとコンフィズリー(砂糖菓子)を得意とされていて、今回の講習のテーマもコンフィズリーです。

GUIMAUVE AU CITRON

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「ギモーヴ」とはマシュマロのこと。卵白を使用して作ることも多いですが、今回のギモーヴはフルーツのピューレ、シロップ、ゼラチンで作ります。こうすることで良い状態を維持しやすくなります。

BERLANGOTS ORANGE

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「ベルランゴ」の特徴は、鮮やかな縞模様のアメを三角錐に形作ること。今回はオレンジ風味。とてもいい香りが口いっぱいに広がります。

PATE DE FRUIT FRAMBOISE ROSE

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「パート・ド・フリュイ」とは、フルーツのピューレとシロップを煮詰めて固めたペクチンゼリーです。酸味のあるフランボワーズと上品なバラの香りの良い相性が感じられます。

MODELAGE

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マジパンペーストを使って、いのしし、かめ、ねずみを作ってくださいました。愛嬌のある表情はとてもかわいらしく、今にも動き出しそうです。

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講習は助手担当の学生への作業の指示や、あめの成形を指導してもらいながら進行しました。学生がそれを理解して助手をこなしている様子を見ると、フランス校での生活も約4ヶ月経ち、フランス語の聞き取りやそれに対する反応する能力が備わってきているのを感じます。

Merci M.SALADINO!!