ルージエ社よりジャン・カイエ氏をお招きして、フォワ・グラについての1日がかりの講実習を行いました。

ルージエ社は1875年の創業以来、120カ国のレストランから注文を受けている、フランス最大級のフォワ・グラ生産者です。

カイエ氏は、ルージエ社のインターナショナルコンサルタントとして、フォワ・グラを使った料理を通じ、フォワ・グラを世界中に紹介する仕事をするかたわら、「エコール・デュ・フォワ・グラEcole du Foie Gras」（フォワ・グラについて学ぶ学校）のディレクターもつとめています。

午前中はまず、フォワ・グラの歴史、生産・保存方法を学びました。また、フォワ・グラを取ったあとの鴨の胸肉、マグレ・ド・カナールMagret de Canardの調理法も教わりました。その後、下処理や調理法など、午後の実習に向けたお話がありました。

午後の実習ではまず、午前中に学んだ下処理や調理法に取り組みました。

実習の後半では、フォワ・グラを使った料理も作りました。外来講師の指導を直接受けながら実習をすることはめったにありません。

当日の料理

世界的なフォワ・グラの専門家から直接指導を受けることができた、大変貴重な機会となりました。