OSAKA

辻調理師専門学校

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毎日そばにいる心強い存在! 調理師本科の魅力!

調理師本科

2025.07.25

調理師本科32クラス担任の森下です。
このブログでは普段、学生の実習や講習の様子をお届けしていますが、今回はひと味違います。
調理師本科の"先生たち"にフォーカスして、学科の真髄をご紹介します!

■全員がスペシャリスト!少数精鋭の担任チーム
調理師本科は、濱本良司学科長・山崎和彦副学科長を中心に、
4クラスの担任が協力して授業を展開する学科です。
和洋中を学べるクラスと西洋料理に特化したクラス。
構成は違えど、どのクラスにもプロフェッショナルな先生が揃い、学生のすぐそばで日々サポートしてくれます。


初めての学科長&担任との集合ショット!
ブログ掲載用として撮影された、学科長・担任・学生たちの初めての集合写真。
協力を依頼して撮影された一枚には、少し照れながらも、それぞれの表情に笑顔と親しみが浮かび、
自然とその場に「絆」が生まれる瞬間が記録されています。

"料理の心"を伝える!学科長 濱本先生
自ら実習指導と理論・食文化の講義を担当し、日本料理の奥深さを日々伝授。
授業後には、個別の悩みや就職相談にも親身に応じてくれます。


鮎の踊り串の実演指導
鮎料理の伝統的な技法「踊り串」について、実際に串打ちを行いながら、
形の整え方や刺す角度・串の持ち方などのポイントを丁寧に実演。
美しい仕上がりと焼きの均一性を考慮した技術を教えています。


理論講義での烏賊の調理技法解説
烏賊(イカ)の下処理から加熱方法までを情熱的に解説。
鮮度の見極め方、皮の剥き方、開き方から、焼く・煮るなどの多様な技法を理論的に紹介し、
実習につながる知識の土台を指導しています。

"縁の下の力持ち!"副学科長 山崎先生
各クラスでインストラクターとして指導を行い、生活面や担任代行など多岐に渡ってサポート。
学生の"安心の土台"を支えています。


的確な味付けの指導シーン
調理実習の中で、講師が料理における「味のつけ方」の重要なポイントを学生に丁寧に教えています。
調味料の分量やバランス、味見のタイミングなど、料理の完成度を左右する要素についての
具体的なアドバイスがなされており、実践力向上につながります。


LHR代行とフェスティバル企画への助言
担任不在時のLHR(ロングホームルーム)を代行しながら、学生たちに対して
文化祭などで提供予定のメニューについてアイデアや工夫を助言。
学生の発想を引き出しつつ、実現可能性や魅力を考慮した
現実的かつクリエイティブな指導が行われています。

"フレンチの本場帰り!"31クラス 山﨑頌悟先生
1年間のフランス修行を経て帰国されたばかり。
その情熱は「料理ってこんなに深い!」と学生に気づかせてくれるほど。
厳しさと優しさを兼ね備えた指導で信頼も抜群です。


玉ねぎ炒めのプロセスを徹底指導
調理中の工程の一つである「玉ねぎの炒め方」にフォーカスし、
学生に対して炒めるタイミング、火加減、色づき具合などを丁寧に指導しています。


イタリア料理の器具活用から仕上げまで
本格的なイタリア料理の実習にて、調理器具の使い方から盛り付けの仕上げに至るまで、
細部にわたって応用力を身につける大切な指導をしています。

"経験に裏打ちされた西洋料理の語り部!"33クラス 山内先生
自身のお店での経験から、料理のルーツや仕上げのコツまで実践的な知識を学生に伝え、
授業はいつも"学び"に溢れています。


細部への丁寧な指導
料理実習中、講師が学生に対して「進行の仕方」や「タイミング」「盛り付け方」など、
料理をつくる上で重要な細部について細やかに指導。
実践を通じて、学生の理解を深めるための実践的な教育が行われています。


熱い振り返りと応用アドバイス
授業の締めくくりとして、その日の実習内容について熱意をもって振り返りを解説。
成功点や改善点だけでなく、応用のヒントも提供し、学生の次のステップにつながるような
前向きなフィードバックが行われています。

"実習をフル設計!"小さな巨人 34クラス 吉川先生
西洋料理科目を一手に担い、基本から応用まで美味しく学べる授業を展開中。
実習室では常に全力で学生の成長をサポートしています。


重要ポイントの実演解説
班の学生たちが実習内容を実演している様子の横で、重要なポイントを簡潔かつ分かりやすく解説。
実際の動きに合わせて説明することで、学生たちはポイントを理解しやすく、実践との結びつきが強くなります。


反省会と振り返りセッション
実習終了後、学生が自分のパソコンを使ってその日の学びを振り返り。
個人での考察をもとに、クラス全体でセッションを行い、気づきや改善点を共有しながら理解を深めています。

そして私、32クラス担任の森下
西洋料理の理論・食文化概論から実習まで担当しています。
ホテルでの勤務経験や失敗談も織り交ぜながら、フレンチ・イタリアンの奥深さと面白さを全力で伝えています。
間近で学生の成長が見られることは、何よりのやりがいです。


スライドを用いて重要なポイントを丁寧に解説した後、
学生の理解を深めるためにデモンストレーションを行うよう心がけています。


実習中にも理論で教えたポイントを適切に伝えながら、学生が自ら実演できるよう丁寧にサポートしています。


~先生たちの絆が学生を育てる~
定期的に行われる学科会では、学生の進路やモチベーション、サポートの工夫について担任同士で意見交換。
"どうすれば学生の力になれるか"を常に真剣に考えています。

そして、この春から新たに教員としてこの調理師本科を卒業し、仲間入りした2名の先生が誕生!
髙見響先生と帆足美羽先生です。


丁寧な準備と指導の心を込めたひとコマ
実習前の準備として、材料の手配や器具の調達に奔走する高見先生。
忙しい中でも妥協せず、学生が使うバターを「正確に10g」に切り出す細やかな配慮が光る場面です。
こうした裏方での繊細な作業が、授業の質と学生の学びに大きく影響していることが伝わる、
教育の温もりがにじむ一枚。


学生時代を思い出しながら、帆足先生が鶏の下処理を実施
調理理論の授業に向けて、助手として活躍する帆足先生が前日から丁寧に鶏の下処理を行っている一枚。
作業中、かつて学生時代に経験した技術や感覚がよみがえり、
懐かしさと責任感をもって取り組んでいる様子が印象的です。
未来の担任としての責任を見据えて成長を続ける2人の姿には、静かな決意と希望が感じられます。

さぁ夏休み目前──その前に期末試験です!
私たち教員は、学生がしっかり学べるよう最後まで応援を惜しみません。
調理師本科での1年間が、"人生のスパイス"になるように、日々奮闘中です。

各先生方の肩書は以下のサイトから確認できます。
先生紹介|辻調理師専門学校 - 調理と製菓を学ぶ大阪の専門学校

~プロフィール~
辻調理師専門学校 西洋料理担当
森下 豊

北海道出身
「関西に出てフランス料理を勉強したい」と決心してから、気づけば30年。
その長い月日が経っても、毎日が新鮮で、心がときめいています!
辻調で出会える同じ志を持った仲間たちは、その情熱に共鳴し、
日々高め合いながら成長しています。
~情熱は色あせず、むしろ輝きを増していく!~