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イタリア料理のコース【レストランシミュレーション実習】辻調理技術マネジメントカレッジ2年

辻調理技術マネジメントカレッジ

2022.07.19

辻調理技術マネジメントカレッジ2年生の【レストランシミュレーション実習】を紹介します。

今回はイタリア料理のコースです。
オーダーもイタリア語で通します!

今回のメイン食材はうさぎです。西洋ではわりとポピュラーな食材です。
四つ足の動物は全て骨格が似ているので、うさぎの処理を覚えると豚、子羊、鹿なども同じように処理が出来るようになります。


いか墨を練りこんだパスタ生地を、幅2mmの麺状にカットします。タリオリーニと言うパスタです。


食事パンも自分達で作ります、生地をしっかりと練り上げます!


1次発酵、パンチング、成形、2次発酵を終え、指で穴を開けます。たっぷりのEXオリーブ油を塗り、ローズマリーと粗い塩を散らします。


オーブンでこんがりと焼き上げれば、『フォカッチャ』の完成です!


パスタの仕上げ。生パスタなので、のびない様に手早く仕上げなければなりません。もちろん、きれいに!


メイン料理のうさぎは部位が5種類あるので、間違えない様に、冷めない様に、こちらも手早く盛り付けます!


出来たらすぐに提供です。テーブル番号、料理の数、料理名、全てイタリア語でシェフに伝えます!

今回のメニューは、

『うさぎのロワイヤル』 
ロワイヤルとは西洋の茶碗蒸しのようなもので、今回はうさぎの骨で取った出し汁と卵、生クリームを混ぜ合わせて蒸し上げました。
トマト・フォンデュと牛乳の泡を添えてあります。


『いか墨入りタリオリーニ、甲いかとあさりのソース』 
細い麺のタリオリーニはあさりの煮汁を使ったあっさりとしたソースで仕上げます。


『うさぎのイスキア風』 
イスキアとはイタリア・カンパーニャ州(州都はナポリ)最大の島の名前です。
うさぎをパンチェッタ、にんにく、ローズマリーと共に焼き、トマト、白ワインを加えてさっと煮込んだ料理です。


『ココナッツ風味のパンナコッタ、マンゴーのアイス添え』 
ココナッツとトロピカル・フルーツは相性抜群です!

イタリア語でのオーダーがフランス語のオーダーとこんがらがってしまう場面もありましたが、料理は良い出来栄えでした!
次回からさらにレベルが上がってきます。頑張っていきましょう!