TOKYO

エコール 辻󠄀 東京

辻󠄀日本料理
マスターカレッジ
[1年制]

世界も注目する日本料理を徹底して探究。文化や伝統を知り、奥深さを学ぶ。

日本料理は、日本が世界に誇る伝統文化の一つ。
辻日本料理マスターカレッジでは、 会席料理を軸に、寿司、天ぷら、 麺料理(そば・うどん)、和スイーツまで、幅広く、奥深く学ぶことができます。一流の食材にふれ、おいしさを創造しながらつくり、食べて味覚の探究をし、日本料理の本質を理解する毎日。
1年間、日本料理だけを集中して学ぶことで、プロの現場で必要とされる力を身につけます。

  • 将来のすがた
    日本料理について深く理解し、 専門的知識と技能を身につけ、自らレシピを作成する能力を持ちあわせている。 食の安全や栄養の知識を有し、専門分野のスペシャリストとして、業界の発展に貢献できる人材となる。
  • 取得できる資格・称号
    在校中に講習会の受講で取得
    • 食品衛生責任者

辻󠄀日本料理マスターカレッジ
学校ブログ

1年間の学び

実習を中心にした
授業スタイル

実習を中心に日本料理を徹底して究め、文化や伝統を学び理解を深めていきます。

ここにしかない学び方

校外学習

新設された大田市場内を見学し、市場のしくみ・機能・流通について学習します。現在の新しい食材を学び、料理人と一般人の求めるニーズの違いなどについても知ることができます。

ここにしかない学び方

学生だけでオリジナル会席料理をつくる

2月、1年間の学びの集大成として会席料理にチャレンジ。チームでオリジナルの献立を考え、原価計算をし、仕込み、調理、盛りつけまで、すべて自分たちで行います。つくった料理は先生と一緒に試食。1年間の成長を実感し、次への課題が見つかる貴重な場となっています。

オリジナル会席料理の
考案から実践

  1. 会席料理を組み立てる要素の授業
  2. グループでオリジナル会席料理を考案する上での「テーマ」を考える
  3. 「テーマ」の検証と改善を繰り返す
  4. 決定した「テーマ」から具体的な「料理」を考案する
  5. 各料理の材料・分量・つくり方・原価・器の種類・盛り付け案を書き出す
  6. 仕込みから提供までの作業段取りを考えて工程表を作成する
  7. 試作を行う。グループや先生たちと話し合い、料理の考察をして改善点を検証する
  8. オリジナル会席料理の「レシピ」を完成させる
  9. 完成した「レシピ」からオリジナル会席料理を作り上げる
  10. オリジナル会席料理のまとめとして他者にプレゼンテーションを行い、自分の料理の考えを表現することができるようになる

先付

胡麻豆腐 合鴨照焼 甘鯛の若狭焼

椀物

陣太鼓蟹真薯 清汁仕立

造り

造り盛り合わせ

煮物

炊き合わせ

蒸し物

鰆のとろろ蒸し

ご飯

蓮根のすり流しご飯

ここにしかない学び方

会席料理に必要な知識を学ぶ

  • 食材にふれる

    実習で扱う食材は、数えきれない。それぞれの下処理から身につける。

  • 器を知る

    日々の実習で器の種類や名前、用途を覚える。

  • 文化を学ぶ

    書道、華道、茶道で日本の心にふれる。

  • 伝統を学ぶ

    行事や節句と、食材、伝統文化を理解

  • 分野を知る

    多彩な外来講師から、日本料理の幅広さを学ぶ

積み上げて身につく
実習ステップ

STEP 01 包丁の使い方からスタート!

包丁、器、だしの引き方、多様な切り方の技術を学習。日本料理の技術の基礎を徹底的に学ぶ。

  • 包丁(名称/使い方/研ぎ方/手入れ)
  • 器(取扱い/作法/配膳)
  • だし汁(一番だし・二番だしの引き方)
  • 切り方(桂むき/千六本/拍子木切り/あられ切り/みじん切り/短冊切り/せん切り/そぎ切り/笹がき牛蒡/ 銀杏切り/面取り/乱切り/六方むき/かのこ包丁/引き切り)
  • 下処理(野菜の下処理/魚の下処理/鶏肉の下処理/すり鉢の使い方)

STEP 02 基本動作を積み重ねる!

食材の幅を広げながら基本技術をレベルアップ。個々のスキルを高めていく。

  • 酢の物(三杯酢/生姜酢/黄身酢)
  • 焼き物(褄折れ串の打ち方/包み焼き/焼き方)
  • 揚げ物(砲金鍋の扱い方/煎りだしのつくり方)
  • 椀物(清汁仕立の味加減/味噌の仕立て方/吸地八方)
  • 造り(細造り/盛りつけ方/あしらい)
  • 煮物(煮方/鍋返し/揚げ煮)
  • 和菓子(餡の炊き方/寒天を使った菓子/葛粉を使った菓子/蒸し器を使った菓子)
  • 天ぷらマスター実習(材料の下処理・衣の作り方・油の温度・揚げ方・提供の仕方)

STEP 03 後期になると技術はより高度に!

寿司、正月料理、和菓子。より高い技にチャレンジするとともに、献立の数も増えていく。

  • 切り方(ねじむき/菊花切り/松葉切り/洗い葱/骨切り)
  • 下処理(粉ゼラチンの扱い方/鴨肉の下処理)
  • 焼き物(平串・一本串・縦串・添え串の打ち方/焼き加減)
  • 椀物(真薯のつくり方/葛叩き)
  • 造り(平造り/そぎ造り/薄造り/洗い/湯ぶり/皮霜造り)
  • 煮物(含め煮/旨煮/直煮)
  • 卵料理(錦糸玉子のつくり方/温度玉子のつくり方/玉子豆腐のつくり方/出し巻き玉子のつくり方)
  • 寿司マスター実習(寿司について・寿司飯・ネタの切り方・握り方・提供の仕方)

STEP 04 身につけた技術を組み合わせる!

自分たちでつくるオリジナルの会席料理をコースでつくり、一年間の学びの成果を確かめる。

  • 日本の麺料理(日本の麺について・うどんのつくり方・提供の仕方・そばフィールドワーク)
  • 正月料理(料理の内容・つくり方・切り方・盛り付け)
  • 蒸し物(酒蒸し/茶碗蒸し/蕪蒸し)
  • 日本料理のデザート(ゼリー寄せ/アイスクリームのつくり方等)
  • 点心をつくる(弁当に入る料理のつくり方/切り方/点心の盛り方)
  • 会席料理をつくる
  • 松花堂弁当をつくる(弁当に入る料理のつくり方/切り方/松花堂弁当の盛り方)
  • オリジナル会席料理をつくる
    (コース料理としての流れ、バランス、原価を考えたメニューを組み立て)
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