Bonjour, 辻調グループフランス校です。今週末はあまりよい天気ではありませんでしたが、リヨンなどに出て食べ歩きをしてみた研究生も多かったようです。製菓の研究生は学校の引率でリヨンの老舗ショコラトリー「ベルナション」の見学に行きました。チョコレートの製造を豆の焙煎から行う数少ないショコラトリーとして有名な店舗の製造過程を見ることができ、貴重な体験になったと思います。お店での買い物も皆さん楽しんでいたようでした。

先週は今期初めての「オプション授業」が行われました。毎期行われるオプション授業ですが、3つの講座から1つを選択して受講します。「ワイン」「フランス語」「フランス食文化」の3つがあり、どの講座も普段の授業とは違った角度からフランス文化を学ぶことができます。

ワインの講座では、試飲の基礎からいろいろな試飲の仕方を学びます。こちらを知っておくと、自分たちでワインを飲んでみる時にも役に立つと思います。
第一回は、ワインの試飲の基礎の基礎を校長先生のパディラック先生から習いました。ワインは温度によってかなり味が変わることや、色を見て香りを感じてから味を見るなど、「なるほど」と思うことが多々ある内容でした。試飲をしてどのブドウ品種か当ててみるという試みも行いましたが、香りや味の感じ方は自由なので、たとえ正解とされている物とずれた感じ方をしても問題ありません！

フランス語の講座では、普段の授業とは少し違った角度からフランス語を学ぶというテーマで行われます。
今回はパティスリーの写真を見ながら実際にお菓子を買ってみる、という設定で、お店の方との会話を学びました。フランスに来て買い物をする、というシチュエーションはよくありますので、その練習にもなります。お菓子の名前はわかっても「いくつ（何グラム）ください」と言ってみたり、実践に近いフランス語を学びました。

フランス食文化の講座では、「フランスぐるり一巡り」をテーマに、フランスの各地の特徴、名物などの紹介がありました。こちらの講座は、旅行に行くにあたっての情報が得られると評判です。一通りフランスの各地の文化を学んでからお菓子や飲み物の試飲も行いました。これから冬休みの計画を立てる皆さんには役に立ったと思います。

オプション授業は期に5回行われます。これから行われる内容もフランス文化を学べる興味深いものですのでお楽しみに。