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辻調グループ フランス校

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ボーヌ見学と筆記試験(エスコフィエ校)

フランス校日記

2017.08.13

8月11日(金)
Bonjour,エスコフィエ校教務部クレールです。

先週の金曜日、おいしいワインで有名なブルゴーニュ地方にみんなで行きました!
バスからブドウ畑を見学、ちょうどブドウの実がつく季節ですので、
ブドウがなっている木をたくさん見ることができました。

ボーヌという町にあるワイン醸造所、ルイ・ジャド社を訪れました。
ブルゴーニュワインについてや、醸造についてなどを見学の中で学び、
ワインは赤ワイン3種類、白ワイン3種類、合計6種類の試飲をさせてもらいました!

もちろん、6杯全てを飲み込むと、酔ってしまう恐れもありますので、口の中に含んだものは味わってから吐き出します。
案内をしてくれたジャド社の方が、実にワインを吐き出すテクニックが高く、これは本当にすごかったです!
ワインを吐き出す場所から一メートルほど離れたところからワインを一気に飛ばしていました。
吐き出し方にもテクニックがあるんだと皆さん驚きました。
見学のあとは自由時間がありましたので、皆さんはボーヌで観光し、お土産を買ったりもしました!

今週も学生の皆さんはたくさん勉強をしました!
ムニュ・スペシオのために考えた料理を実際に作ってみる時間がありました。

作ってみて何が足りないか、どうすれば食材同士がうまく合うかなど、考えました。
先生方に味わってもらい、アドバイスも参考にしますが、最終的な内容は自分達で考えます。

今回のパティシエの実習は初めての皿盛りデザートの実習でした。
こんなに速いスピードでこんなに細かい作業ができるとはびっくりですね!
お客さんが食べる直前に盛り付けしますので、今までの実習とは違うものを作ることができました!
たとえば温かいお菓子にアイスをのせたり、お皿の上にソースで綺麗な柄を描くことができました。
冷たいものや温かいものを一緒にいただく皿盛りデザートでは、いろいろな食感が楽しめますね!

コアール先生とキャメラ先生の最後の講習授業がありました。
勉強しないといけないことが山のようにあるのですが、皆さんは頑張って先生方にアルバムを作りました!

中には今期の写真と一人一人が書いたフランス語でのメッセージ。
受け取りながらコアール先生は言いました「とても嬉しいです。ただもっと嬉しいことがあるとすれば、皆さんが本当においしい料理を作ってくれる時ですね」と。
真の料理人、であるコアール先生からの言葉でした。

キャメラ先生は「一番初めの講習で言いましたが、ここでは時間がたつのがとてもはやいので、今日まであっという間でした。
研修に行ったらコミュニケーションを取ることがとても大事だということを忘れないでください」とアドバイスをくれました。

実技筆記試験のあとは筆記試験がありました。
フランス語の聞き取り、文法や学校と見学で勉強したワインとチーズについての問題が出ました。
これで今週末は学生が少しゆっくりできると思いますが、
ムニュ・スペシオのこと考えると頭がいっぱいで、あまりゆっくり休んだ気はしないかもしれませんね。

しかしムニュ・スペシオは大変なことだけではなく、
楽しいこともたくさんありますので、最後まで頑張っていきましょう!

Bon courage !