【フランスならではのお魚が並ぶお店】La Criée Bressane(ラ・クリエ・ブレッサンヌ)
今回紹介するレストランはフランス校から車で1時間ほどのBourg-en-Bresse(ブール=カン=ブレス)という町にあるLa Criée Bressane(ラ・クリエ・ブレッサンヌ)です。
ブール=カン=ブレスという町はブレス鶏(フランスを代表する鶏)の有名な産地でもあります。その町の中心地にあるラ・クリエ・ブレッサンヌの本業は魚屋さんなので、ここからフランス校に新鮮な海鮮類などを納品しています。そして、10年ほど前に魚介専門のレストランをオープンしました。
いつも学校に食材を届けていただいているFabrice DUFOUR(ファブリス・デュフール)氏です。海鮮売り場が隣にあるということもあり様々な種類のメニューがありました。レストランは20席ほどでお昼に行った時には満席状態でした。「Vin de Bourgogne Viré-Clessé」
シャルドネで作られた白ワインです。柑橘系のような爽やかさがあり、海鮮系や鶏料理との相性ばっちりです。
まずは前菜です。
「Rillettes de poisson」
ブイヤベース風味のリエットで魚の旨味、ハーブやサフランの香りが食欲をそそる1品です。
「Grenouilles fraîches」
フランスの代表的な食文化の1つである新鮮なグルヌイユ(食用カエル)です。小麦粉を全面に薄くまぶしてバターで香ばしく焼き上げた後、バターやにんにくとパセリのみじん切りをさっとまとわせます。香ばしく焼かれたグルヌイユににんにくやパセリの風味が合わさって、白ワインが進む1品です。グルヌイユを食べ終わった後の旨味たっぷりのバターはバゲットでしっかりといただきます。
「Huîtres Friandises」
シャラント地方のフリャンディーズと呼ばれるカキを頂きました。これからの時期に旬を迎えるカキです。フランスでは色々な食べ方がありますが今回はレモンと塩入りバターでいただきました。磯の良い香りや甘味や塩味など日本とはまた違った特徴をしています。こちらも白ワインが進みます。
「Langoustines grillées」
香ばしくグリエされたラングスティーヌに甲殻類の風味豊かなソースを合わせ、つけ合わせはシャンピニョンのデュクセル、炒めたカレー風味のポロねぎ、じゃがいものローストです。「Sole meunière」
舌平目はバターで香ばしく焼かれており、肉厚な身がふわっと仕上がっていました。そこに酸味の効いたブール・ノワゼットがたっぷりとかけてあり、舌平目をしっかりと感じられる1皿でした。
「Feras Lac Léman」
レマン湖でとれたフェラ(シロマス類の魚)は皮目を香ばしくポワレされており、シンプルな調理法ですがフェラの優しい味がしっかりと生かされていました。つけ合わせは炒めたカレー風味のポロねぎ、じゃがいものロースト、ズッキーニやパプリカをスパゲッティ状にしてさっと炒めたものです。ソースはにんにく風味でフェラとの相性は抜群でした。
「Joues Raies」
Joues Raieとはエイの頬肉の事で、味はたんぱくですが肉厚でしっとりとしており食べ応えのある部位です。エイ自体はフランスでは良く食べられており、日本と同じで主にヒレの部分を使います。しかし頬肉はなかなか出回っておらず、魚屋さんがやっているレストランならではの食材ではないでしょうか。今回はハーブたっぷりのバターソースで頂きました。
「Encornets grillés」
小イカをグリすることで火が通りすぎることなく、香ばしく仕上げることができます。ソースは魚介や香草の風味香るバターソースです。
「Soufflé au Grand Marnier」
デセールはグラン・マルニエ(オレンジ風味のリキュール)を使ったスフレを頼みました。焼きたての香ばしさの中にグラン・マルニエがしっかりと効いており、最後まで楽しめるデセールでした。
海鮮売り場には今回食べたような季節の食材、瓶詰めされた加工品などスーパーマーケットでは売られていないような様々なものが売られていました。日本では見られないようなものが売られておりフランスの食文化を感じました。
2026年3月末にフランスで行われたchampion du monde du poulet de Bresse à la crème(ブレス鶏のクリームソース世界選手権)で本校の川畑 知和(としたか)先生が優勝されたときの新聞が飾ってありました。
「La Criée Bressane」
Boulevard Raoul Follereau (Face à Alimentec)
01000 Bourg-en-Bresse


