FRANCE

辻調グループ フランス校

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製菓外来講習 M. Nicolas BONNARD(ニコラ・ボナール氏)

フランス校教壇から

2015.06.22

今回の製菓外来講習は、いつもと違って二日にわたっての製パン講習、講師は、ニコラ・ボナール氏です。

   

ボナール氏は、リヨンの旧市街地区の近くで「レピエゾンL'Epiaison」という人気ブーランジュリーのオーナーをされていました。昨年にお店を閉められ、その後は様々なブーランジュリーへの助言やサポートをしています。

   

今回の講習では、4種類のパンの作り方を教えてくださいました。

    

初日は生地の仕込み、捏ね上げたら冷蔵庫で一晩ゆっくり発酵させます。二日目は成形と焼成です。ボナール氏の手によって、さっきまではただの生地だったものが、それぞれのパンに姿を変えていきます。

   

   

助手の学生もたくさんの作業を手伝ってくれました。慣れない生地を扱うので難しいところもありましたが、ボナール氏は冗談をまじえながら丁寧に教えてくださいました。

   

    

焼成は、学校にあるオーブンをフル活用して行いました。どんどんおいしそうなパンが焼き上がっていきます。

   

    

Baguette de Tradition Francaise

   


   

バゲット、フランスパンの一種で、フランスで最も食べられているパンです。この生地はとてもやわらかく、成形にコツが要ります。焼くときに生地に切り込みを入れ、蒸気を入れて焼きます。バゲットに切り込みを入れる作業がとても難しいんです。

    

Pain Aromatique

   


    

小麦粉とライ麦を1対1の割合で混ぜた生地に具を混ぜ込んだ、塩味のパンです。シェーヴルチーズとトマトのコンフィを混ぜたものと、オリーブとベーコンを混ぜたものの2種類のパンを作ってくださいました。歩きながら食べられる棒状のパンと、丸く成形してハサミで切り込みを入れたパンの、2種類の成形を見せていただきました。
(写真はオリーブとベーコンを混ぜたパン)

   

Seigle Auvergnat

    


   

ライ麦が主体の、発酵種を使った重いパンです。そのまま食べるより、薄くスライスしてチーズや生ハム、サラミなどと合わせて食べるとさらに美味しくいただけるそうです。

    


    

Pain a la Courge(写真かごの周囲)
かぼちゃのペーストを練りこんだ、ソフトで少し甘いパンです。ペーストは生のかぼちゃを蒸して裏ごししています。成形も切り込みもかぼちゃの形にして、同じ生地を棒状に凍らせたものを刺して軸にしました。

   

Delice d'automne(写真中央)
かぼちゃの生地とライ麦の生地を重ね合わせ、ヘーゼルナッツ、ドライイチジク、クルミを巻き込んで焼き上げました。

   

最後に全員で記念撮影。

    

    

Merci, M.BONNARD!!!