今回の製菓外来講習は、リヨンから東に40キロほどの所にある、ブルゴワン=ジャイユーBourgoin-Jaillieuのパ「ティスリー・ヴィオレPatisserie VIOLLET」のオーナーパティシエ、ミシェル・ヴィオレMichel VIOLLET氏に来ていただきました。

ヴィオレ氏はM.O.F.（フランス最優秀職人章）の受章者で、フランスの製菓業界で長年活躍されていているヴェテランです。

LES PRALINES ROUGES

ローストしたアーモンドに糖衣がけしたコンフィズリーです。赤いほうがイチゴ風味で、紫色のものはスミレ風味。
リヨンの伝統的なお菓子です。

BONBONS BATTUS MASSE

グレープフルーツの風味をつけたアメです。このアメを使って、白鳥や棒つきキャンディーなど、色々な形のものを作ってくださいました。

アシスタントの学生もしっかりお手伝いしてくれました。慣れないアメを使った作業に緊張の面持ちですね。

そして最後に、ケーキの表面に絵を描く、ヴィオレ氏お得意の技術を見せてくださいました。

食用の色粉を使って、下書きなしで描かれます。今回のテーマは「くま」。小さな男の子へのプレゼントをイメージされたそうです。一台仕上げるのにかかった時間はわずか15分！！めったに見られない光景に、学生のみんなは真剣になって見入っていました。

最後にみんなで記念撮影

Merci, M.VIOLLET!!!