＜東京学芸大学×辻調＞「食と環境」オンライン公開セミナー2023 第1回のご案内

イベント

東京学芸大学×辻調

2023.05.23

本セミナーは、東京学芸大学と辻調理師専門学校の「環境×農業×食に関わる教育についての多様な研究開発」の一環として、2022年度より開催するものです。

＞東京学芸大学環境教育研究センター×辻調理師専門学校「食と環境」オンライン公開セミナーとは（概要・ラインナップ一覧）

◆2023年度第1回オンライン公開セミナー概要◆

2023年度第1回のテーマは「食と環境教育の今と未来」です。東京学芸大学において長きにわたり環境教育の研究・実践をおこなってこられた原子栄一郎氏（東京学芸大学環境教育研究センター）より、環境教育の歴史の概観と、現在の到達点および根本課題を学びます。
トークセッションでは辻調理師専門学校の小山伸二氏（辻調理師専門学校講師）が加わり、実際のレストランの取り組みを例にあげながら、食業界から見た環境への向き合い方と可能性を考えます。ぜひご視聴ください。

【ご視聴のお申し込みはこちら】
※終了しました

【日　時】2023年6月3日(土) 16：30～18：00
【方　法】オンライン（ZOOMウェビナーでのライブ配信）
【対　象】どなたでもお申込みいただけます。
【参加費】無料
【締　切】2023年5月31日(水) 23:59　※定員500名に達し次第、締め切ります。
【主　催】東京学芸大学環境教育研究センター／辻調理師専門学校

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セミナーの視聴用URLは、6月1日(木)に「申し込み時にご登録されたメールアドレス」宛にお送りいたします。もしURLが届かない場合は、迷惑メールフォルダおよびプロモーションフォルダをご確認の上、未着の場合は、東京学芸大学環境教育研究センター×辻調理師専門学校公開セミナー事務局（gakugei.tsujicho@gmail.com）までお問い合わせください。
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◆内容・登壇者紹介◆

【第1部　キーノートスピーチ】
テーマ「環境教育の今」
原子栄一郎先生（東京学芸大学環境教育研究センター教授）

環境教育の歴史を概観し、その後、公的文書を使って環境教育の現在の到達点とその根本課題をつかみます。この課題にどのように着手するか？大学生たちと行っているシリーズ「水俣病から考える」と水俣フィールドスタディを紹介します。

【第2部　トークセッション】
テーマ「ローカル・ガストロノミーの可能性」
原子栄一郎先生×小山伸二先生（辻調理師専門学校講師）

日本の本格的「ローカル・ガストロノミー」の先駆者である、志摩観光ホテルの故高橋忠之シェフ（第5代総料理長）。三重県伊勢志摩の海の幸をふんだんに使った独自のフランス料理は、1980年代に全国から注目を集めました。この高橋さんの料理を愛した原子栄一郎先生と小山伸二先生が、地域の文化から生まれた革新的な料理について、その魅力と可能性をめぐって話します。

●登壇者プロフィール（敬称略）
原子栄一郎
東京学芸大学環境教育研究センター教授。1958年大阪府生まれ。1995年3月から東京学芸大学に在職し、環境教育の教育・研究・実践に取り組む。座学だけでなく、水俣、福島、あるいは「夢みる小学校」を訪ねるフィールドスタディを通して、環境教育とは本当は何かを探究している。近著に『公害スタディーズ』（安藤聡彦ほか編著、ころから）等。プロジェクトを推進している。近著は『図説窒素と環境の科学』（朝倉書店）等。

小山伸二
辻調理師専門学校・講師。1958年、鹿児島県生まれ。出版社勤務を経て1988年より辻調理師専門学校に勤務。辻調理師専門学校の寄付講座として、立教大学観光学部で「ガストロノミーと観光」の授業を担当（2018〜2022年度）。現在、辻調理師専門学校で食環境マネジメント概論を担当。慶應大学SFC研究所・所員、日本コーヒー文化学会常任理事、食生活ジャーナリストの会・専門分科会委員としても活動。主な著作に『コーヒーについてぼくと詩が語ること』（書肆梓）、『きみの砦から世界は』（思潮社）など。