皆様、こんにちは！
辻調理師専門学校 01クラス副担任の酒井です。

01クラスは高度調理技術マネジメント学科の1年生です。

高度調理技術マネジメント学科は3年制の学科です。
１年目は他の学科の１年生と同じように
和・洋・中の全てのジャンルの基礎知識、技術を学びます。

今回は、西洋料理の３回目の実習をのぞいてみました。
３回目の実習内容は「パリ風ポタージュ」の作成です。

１回目は包丁研ぎ、２回目は切りものを行い、
実際に調理して試食するのは今回が初めてになります。

まず、前回習った野菜の切りものの復習です。
1人1個の玉ねぎとじゃがいもをペイザンヌ(色紙切り)に切り、
切った野菜を使ってポタージュを仕上げていきます。

指を切らないように指先を曲げ、野菜が同じ大きさになるように切っていきます。
真剣な眼差しで緊張感が感じられ、見ている私も緊張します...。
この包丁は、辻調に入学する際に購入するもので、
普段家で料理する学生もこの包丁は使い慣れていないはずですが、
みんな怪我なく、とても上手に切れています！！

ここからは各班に分かれての作業です。

切った野菜をバターで炒め、
フォンドヴォライユを加えてじゃがいもが柔らかくなるまで煮ます。

フォンドヴォライユとは鶏のだし汁のことで、西洋料理では頻繁に登場します。
実はこのフォンドヴォライユも、前週の調理理論で習ったばかりです！

最後に塩胡椒で味を調え、先生にも味の確認をしてもらいます。

試食用にパンを切り、テーブルの準備をしていきます。

完成したのでお皿に盛りつけたら...　

温かいうちに！
みんなで揃って「いただきます！！！」　

笑顔で、とてもおいしそうに食べていました！

食べた後は片付け、掃除を行い、実習が終了しました。
皆さん、お疲れさまでした！

この日はこれで終わりと思いきや...

放課後に実習室をのぞくと、スキルアップを行っていました！
辻調では放課後に教室を開放しており、自主練習を行うことができます。

この日は日本料理で習った桂剥きを練習していました。


自主練習ではありますが、わからないことがあればもちろん先生に質問できます。
鈴木先生、ご指導ありがとうございます！

実はこの日以外にも、01クラスの学生たちは毎日スキルアップを頑張っていて
放課後の時間まで料理に真剣に向き合っています！
そんな姿を見て、担任の木下先生と副担任の酒井は毎日感動です

入学して１か月。卒業まであと約３年と長い道のりですが、
夢に向かってこれからも頑張りましょう！！！

～プロフィール～
辻調理師専門学校　西洋料理
酒井はづき

小さいころから料理とお菓子作りが大好きでした。
パティシエ、栄養士、ブライダルシェフ...様々な料理関係の仕事を夢見ましたが、
まずは知識と技術をたくさん学びたいと思い辻調に入学し、職員になりました。
勉強は苦手ですが好きなことの勉強はとても楽しいです！