OSAKA

辻調理師専門学校

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別科研究講座「日本の伝統工芸」

日本料理クリエイティブ経営学科
日本料理本科
調理師本科
調理技術マネジメント学科

2021.09.08


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「おもてなしの心」を伝えるための、日本ならではの伝統な技法があります。

お祝いごとなど、催事ごとに「和紙で包み、水引をかける」伝統文化がその一つ。
結び方や和紙の折り方を学ぶことで、料理を引き立て、美しさや演出などを生み出します。

辻調理師専門学校では、専門性の高い選択制の別科講座として、
料理を演出するための水引(伝統工芸)の授業を行いました。

まずは、お手本のご紹介!


~『春の演出』 伊勢海老 前菜~


~『夏の演出』 朝顔棚 先付け~


~『日本料理店で会席料理の案内』 朝顔 お品書き~


~『中国料理店で点心の案内』 龍 お品書き~


料理やお菓子を引き立てる伝統飾り。

すべて何処にも売っていないオリジナルの作品です!

水引をかけることで、相手に感謝に気持ちが伝わります。

~『日本料理店で床の間飾り』 鮎塩焼き 鵜篭にて~

(焼いた鮎から笹葉まで、全て水引で作っています。)


改めて、水引とは・・・贈り物の包み紙などにかかける和紙でできた紐のようなもの。




(外せば「梅の箸置き」に)

今回は、「伊勢海老」「鯛」「鶴」「龍」「ひまわり」「薔薇」の中から、学生が作りたいものを選択。
ipadには、テキスト(動画テキスト)もあり、どこでも、いつでも学べるシステムです。



(「龍」を作っている学生)


(「鯛」を作っている学生)


次回は、学生作品をご紹介します。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
辻調の授業に興味を持った方はぜひ学校見学やオープンキャンパスにも来てみてくださいね!


辻調理師専門学校 日本料理担当
山下 彰啓
趣味は、落語を聞くこと・・
毎日新聞の「落語食堂」で上方落語家「桂 吉坊」さんと
5年間コラボ!それからハマってます。