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辻調グループ フランス校

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【楽しくフランス文化を学びます!】オプション授業第1回

フランス校日記

2023.05.09


Bonjour, 辻調グループフランス校です。先週末から昨日の月曜日まで、フランスは3連休でした。5月8日は第一次世界大戦休戦記念日で、フランスの各地で記念日のイベント(式典等)が行われます。今年はフランス大統領のマクロン氏が式典等のためにリヨンに来訪したそうです。お出かけをするにはあまり良い天気ではありませんでしたが、研究生の皆さんは3連休でゆっくりできたのではないでしょうか。

先週金曜日には今期第1回目のオプション授業が行われました。こちらの授業はワイン、フランス語、食文化の3つの講座から一つを選択し受講するものです。普段の実習授業とは違った角度からフランス文化を学ぶことができる授業です。1期に5回行われます。


ワインについては普段の授業でも学ぶ機会が多いフランス校の授業ですが、オプション授業のワインの講座は一歩進んだ内容になります。ワインに興味がある研究生には興味深い内容です。第1回はテイスティングの仕方を中心に学びました。講師はフランス校ディレクターのベアル先生が担当しました。テイスティングはワインの色を確認し、香りをかぎ、味を見る、という順番で行われます。そのようなことは、「ワインは温度によって味が変わる」ということを理解するための実験をしてみたりしました。赤ワインと白ワインはしっかり冷やすと味の区別がつかなかったりするので面白いですよ。

目隠しをしてよく冷えた赤ワインと白ワインを試飲し、どちらが赤ワインか当てますが、これが結構難しい!

フランス語の講座はブリジット先生が担当します。第1回の今回はフランスのあるリエルグ村を散策しました。フランスでは各地にある教会を見学したりリエルグ村の訪問スポット(小さい村ですが)を回りながらフランス語の単語などを学びました。シャトーに帰ってきてからリエルグ村で作られたチーズやリヨン近郊で食べられるお菓子を試食したりしました。普段の会話で使うフランス語を中心に楽しく勉強する講座です。

食文化の講座はフランスを中心に食文化や各地についての文化を学びます。第1回目は事務の先生佐藤先生が担当しました。フランスの各地を簡単に紹介しましたが、佐藤先生の嗜好が反映されており(笑)それにより更に面白い授業となっています。フランスと言えばパリ、またはフランス校のあるリヨンについてはある程度知っていても、他の地方については行ってみないとわからないことが多いです。そんな地方の情報もこの授業である程度は知ることができ、ヴァカンスにどこに行こうか考える時に役に立ちます。途中にはおやつとして佐藤先生一押しのブルターニュ地方の飲み物(リンゴのお酒・シードル)やそば粉で作ったお菓子を試食しました。

全5回の授業で各ジャンルの文化を楽しく学ぶことができる授業です。研修に出た後にも役に立つことが多いと思います。残る4回もお楽しみに。