FRANCE

辻調グループ フランス校

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【本場で学ぶ】シャンパーニュ醸造所見学

フランス校日記

2023.06.26

Bonjour, 辻調グループフランス校です。6月も終わりに近づきました。毎日30度を越える暑さですが、研究生の皆さんは毎日頑張っています!

先週木曜金曜はバスでシャンパーニュ地方までバスで移動し、シャンパーニュ醸造所「GOSSETゴセ社」を訪問しました。朝6時過ぎに出発したので朝早く大変ではありましたが、お昼にはシャンパーニュの大きな町REIMSランスに到着しました。
この日、木曜日はそのあと自由時間となり、ランスの町を自由に訪問しました。食べ歩きのためにレストランやパティスリーを訪れたり、ランスのシンボルの大聖堂を見学したり、それぞれの時間を過ごしてホテルで一泊しました。

ランスではみんなで一緒にお昼ご飯をとりました。

翌日はホテルを朝8時に出発し1時間弱でEPERNAYエペルネという町に移動しました。こちらの町にはたくさんのシャンパーニュ醸造所が集まっています。皆さんが訪れたゴセ社は家族経営からスタートした醸造所で規模こそ小さくはありますが、その質などはたくさんあるシャンパーニュのブランドの中でも高く評価されています。

 2グループに分かれての見学です。まず、ゴセ社の歴史、ポリシーなどの説明を受けてからワインカーヴを見学しました。シャンパーニュの作り方についてもここで学びます。長い時間をかけて細かい泡を発生させて作るシャンパーニュですが、ゴセ社では更に長い時間をかけて質の高いシャンパーニュを作っています。「ゴセスタイル」は創業から長い年月にわたって引き継がれています。まろやかな味を追求するブランドが多い中、ゴセ社はさわやかな味を追求しているため多くの会社が醸造の際に行う「マロラクティック発酵」をあえて行っていません。見学の後、すっきりしたシャープな味のするゴセ社のシャンパーニュを3種類試飲しました。

ゴセ社の歴史やシャンパーニュを作るにあたってのポリシーなどのお話を聞きます

こちらはカーヴ内、地下18メートルも下ったところです

長い時間かけて保存されるボトルがたくさんあります

瓶にたまった澱(おり)を取るための装置です

澱(おり)を取り除いた後の瓶に栓をしラベルを貼る作業をするマシーンがありました

ロゼ、自社ブランドの顔である「グランドレゼルブ」、白ブドウだけで作られた「ブランドブラン」の3種類を試飲しました。どんな香りがするか、何の食事と合わせたらおいしいと思うか、という質問があり、皆さんいろいろなアイディアを提案していました。それぞれ特徴のあるシャンパーニュを3種類も試飲できて皆さん大満足です!



ゴセ社にはブティックもあり、お土産にシャンパーニュやグッズを買っている研究生もいました。リヨンからは遠いところにあるシャンパーニュですが、学校の引率で来ることができ、勉強にもなりよい思い出となったと思います!



ゴセ社の前で集合写真を撮りました