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オプション授業とコンクール (レクレール校)

フランス校日記

2019.02.07

Bonjour
フランス・レクレール校教務部のソフィーです。2019年になりもはや一か月がたちました。あと一か月後にはムニュスペシオ(卒業制作発表会)があります。研究生たちも試作や情報収集に余念がありません。授業も着々と進み、全部で5回行われるオプション授業ももう4回目です。

ワインの授業では「料理とワインの組み合わせ」を学び、食文化では中世から20世紀までの食文化の歴史を学びました。フランス語の授業では、季節行事にかかわるお菓子や食べ物について学びながら日常会話を勉強しました。




(*フランスでは18歳以上からお酒を飲むことができます。)

このような日々の中、今週は料理の世界大会Bocuse d'Or(ボキューズ・ドール)がリヨンで行われ、レクレール校の研究生たちも日本チームの応援に駆け付けました。その後、日本代表が本校へ応援のお礼とあいさつに来てくださり、在校生にいろんなお話をしてくださいました。
今回日本代表チームのコミとして参加した山本渚生さんはもと2017年春コースにレクレール校に在籍していました。身近な先輩が大きな大会で活躍している姿を直接見ることができて、きっと研究生たちのやる気も高まったことでしょう。

毎年2月第一週末にフランス西部ジュラ地方で、この地方の名産品Vin Jaune(黄ワイン)のお祭りが行われています。開催地は同ワインの生産地が順番に担当します。今年はPoligny(ポリニー)で、普段は人口3000人ほどの小さい街ですが、この日だけはVin Jauneを楽しむために9000人もの人が訪れたそうです。

祭りの催しの一つとして、調理師学校に在籍している学生対象の料理コンクールが行われました。レクレール校からは、フランス料理研究課程研究生の古庄達雄君が書類審査をへて本選に挑みました。

試合前には入念に準備をし、試合中は練習してきたことを遺憾なく発揮できるよう、集中力を高めて全力で一皿を作り上げました。
できた作品がこちら。

無事規定時間内に終了。努力の結果、第三位に入賞しました!

授賞式の後に審査員からコメントをいただきました。良い点と悪い点のすべてをこれからの糧にしてさらなる飛躍を期待しています。

この週はコンクール続きでした。普段とは違う現場を見ることで、多くの発見があったのではないでしょうか。

寒さも厳しくなり、体調管理も難しくなってきました。実り多いフランス校生活を送るためにも体調をととのえてがんばりましょう。