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辻調グループ フランス校

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ムニュ・スペシオ(卒業制作発表会)直前 (レクレール校)

フランス校日記

2019.02.28

Bonjour
フランス・レクレール校教務部のソフィーです。
朝晩は冷え込みが厳しいのですが、昼間は春を思わせるあたたかさが続いています。

そんな中、ムニュ・スペシオ(卒業制作発表会)前の最後の試作を行いました。少しずつ自分の考えを形にしながら、先生方のアドバイスを受けながら完成形を目指していきます。それぞれが思い描いている料理・お菓子に近づいているでしょうか?


外来講師による講習も今週で終了です。フランス各地からさまざまな方にご教授いただきました。それぞれのシェフの技術や価値観に触れることで、いろいろな刺激を受けたのではないでしょうか。今期最後の外来講師は、レストラン、ポール・ボキューズよりレイナルト氏にお越しいただきました。普段の外来講習は、調理と製菓の別々で行うのですが、今回は両方の研究生を対象に行われました。

講習修了時にレイナルト氏より、ポール・ボキューズのメニューをいただきました。また、これから研修へ向かう研究生へ激励の言葉も頂戴しました。

翌日は専門講義。今回はボルドーワインについて学習をしました。
これまでワインについては数多く学ぶ機会がありました。夕食時にはいろいろな地方のワインについて調理の先生から説明を聞き、試飲をしました。ボーヌ見学でブルゴーニュワイン、シャンパーニュ見学でシャンパンを、そしておとなりのワインの醸造・研究を行っているシカレックス社でボージョレー地方のワインを学びました。ワインは奥が深く、まだまだ学ばなければならないことが多くありますが、これらの授業を通して基礎知識から、またこれからワインを学ぶ方法なども身についたことでしょう。(*フランスでは18歳よりお酒を飲むことができます。)


そして最後は5回目のオプション授業。食文化ではミシュランガイドを読んで、情報を得る方法を学びました。

フランス語の授業は、映画の中で説明されているお菓子の作り方の聞き取りです。聞き取れたかな?

ワインでは、ソムリエを講師に迎えての講習でした。古いワインをどのように判断をするか、これまでの知識も総動員して考えなければならない授業でした。

そして、いつもワインに関する授業に、通訳のためにご来校されていた中野先生の最後の授業でした。ワインや料理、お菓子に造詣が深く、いつもたくさんのことを研究生そして教員にも授けてくださいました。ありがとうございました。

今週は、とうとうムニュ・スペシオ(卒業制作発表会)本番です。悔いのないように自分の出せる力全開でがんばってください。