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サービスの一日 (レクレール校)

フランス校日記

2019.07.03

Bonjour
フランス・レクレール校教務部のソフィーです。フランスに到着してからもうすぐ3か月たちます。こちらの授業にももうすっかり慣れました。今回はサービスの一日の様子をお伝えします。日本では学んだことがない人も多く、最初はいろいろと大変でした。

朝は朝食の準備から始まります。コーヒーや紅茶を用意したり、バターを切り分けたりします。

朝食が終了すると、レストランの準備を始めます。掃除機をかけて床をきれいにして、テーブルクロスを準備します。最後の仕上げには霧吹きでクロスにしわ一つないように丁寧に仕上げます。


その後、レストランの裏では、使用する皿やクーベル(ナイフとフォーク)を磨き、レストランではテーブルクロスを引き、クーベルや位置皿と言われるお客様をお迎えする皿を用意します。

レストランのセッティングが終わると、サービスが円滑に進むように、オーダーをわかりやすく調理場へ伝えるためにチケットを作成します。こういった細かい作業もサービスにとって大切なことです。

先に食事をすませて、レストラン・サービス開始前の最後の確認です。フランス語で書かれている料理名、デザート名やチーズの名前をもう一度練習します。



レストランが開店したら、厨房とレストランを行ったり来たり。最初は手間取ったチーズのサービスや、デザートの切り方ももう問題なくできるようになりました。

毎回6から7人で約20人のお客さまへサービスをします。最初はてんてこ舞いでしたが、ひとつひとつの作業を理解でき、スムーズに行うことができるようになりました。料理やお菓子を作る側とはまた違う視点を持つことができたのではないでしょうか。

来週からは夏休みが始まります。多くの研究生が旅行に出かけます。身の安全を第一に、楽しい思い出をたくさん作ってください。