~カステラ作成~和菓子クラス~
みなさんこんにちは

2019年もあとわずかとなりました

1年が過ぎるのはあっという間ですね

残り約1か月!悔いのないよう、元気に楽しく過ごしましょう:)

今回も前回に続いて製菓技術マネジメント学科2年生、
和菓子クラスの実習室を覗いてきました~



何を作っているのかな~
今回の実習はカステラです^^


なぜカステラと言われているのか...
皆さんは知っていますか~???
カステラは室町時代末期に、ポルトガル人が長崎に伝えた南蛮菓子のひとつです。
諸説はたくさんあるのですが、その昔カスティーリャ大国(のちのスペイン)で生まれポルトガルに伝わり、その語源はその国の名前にに由来するという説もあります

昔は、ビスケットのように固い食感だったものが、
日本で改良されていき今のようなふんわりとした食感に変わっていったといわれています。
皆さんはカステラのあのしっとりとした食感がどのように作り出されているのかわかりますか~??
卵をふんわりとするまで撹拌していき、それを焼く際に蓋をして蒸し焼きににすると
あのようなしっとりとしたカステラが出来上がるのです

それでは、実習室の風景を見てみましょう~


生地の撹拌はもう終了していました

カステラの生地を漉していくところからです~
え


そうなんです!!漉すことで、荒い気泡をつぶし、気泡の大きさを整えていきます更に大量の卵を使用しているので卵黄についているカラザや粉のダマも取り除くことが出来るのです

そして、きめ細やかな生地ができます

重たいのでみんなで協力しながら生地をカステラ枠に流していきます~
とっても力仕事ですよね

頑張れ~


流した生地の上に白ザラメ糖をふりかけていきます
なぜ入れるのか...食感だけの問題なのか...何か役割はあるのか...など
材料一つ一つのことまで詳しく教えてもらいながら作業をしていきます

上から入れた白ザラメ糖が下に落ちていくときに大きな気泡を潰す役割も担っているのです。

流した生地をオーブンへ入れ焼いていきます!!
落とさないように慎重にはこんでいきまーす
気をつけてね~><

オーブンに入れた生地を引き出し、泡切りという作業をしていきます
泡切りをしてあげることで、生地の中の大きな気泡を無くし、生地の温度を均一にしてくれます。
キメ細でまっすぐな焼き上がりにするための手助けをしています


このあとは
蓋をして約70分間焼成し
完成になります


この後も、枠を増やしたり...蓋をしたり...様々な工程を経て
冒頭のようなカステラが焼きあがります!!
焼き上がりすぐには食べられないので、また明日の実習でカットし、試食します

和菓子クラスならではの実習内容はいつも魅力があふれていますよね

先生がいつも身近に居る学校だからどんな些細なことでも
実習・講習中関わらず質問できる環境がある辻製菓専門学校


在学中にたくさんのことを勉強していってね~

