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辻製菓専門学校

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2024年4月より辻製菓専門学校は辻調理師専門学校と
統合しました。

1年生の実験実習 ~ジェノワーズの配合を変えると!?~

洋菓子
製菓技術マネジメント学科
製菓衛生師本科

2022.11.10

後期が始まってから1ヶ月ほど過ぎました♪
1年生の洋菓子実習は今どのようなことをしているのでしょうか。
覗いてみました目

今日はいつもの実習と様子が違います!
ジェノワーズ(スポンジ生地)の基本配合を一部変えて、どのようになるかという実験実習です。

まずは基本となる生地の作成をして、その後班ごとに指定された材料を変更して作成します。
1,2班は、バターを半分牛乳に置き換えるのと、全部牛乳に置き換える配合です。
3,4班は、小麦粉を中力粉、強力粉に置き換える配合です。
5,6班は、砂糖の分量を基本分量の半分と、基本分量の約1.6倍(卵と同量)にする配合です。

作成する前に仮説を立てて、作成ポイントをまとめていきます。

班ごとに色々な意見が出ているようです。


実はこの実験実習は2回目になります。
前回は6月頃に、作り方を変えるとどうなるか、という実験でした。
2回目なので話し合いもスムーズです。
以前のメモやノートを持参している学生もいました!勉強熱心ですねぴかぴか(新しい)
それではいざ作成!!


材料を間違えないようにしっかりと表示を付けます。




温度や泡立てる条件をしっかりと揃えたり、データを取ったりとみんな真剣です。



焼き上ってきたものも高さを測ったり断面を観察したりしていきます。
実習中は試食できないので、持ち帰って食べ比べをしてきます。
次の実習で食べ比べたジェノワーズの感想などを班ごとでまとめます。



みんなの前で実験結果を発表します。
少し緊張気味の学生もいますが、しっかりと発表できていました!
聞いている学生からも質問が出たり、どうしてそのような結果になったかなどをお互いに話し合ったりと、
1回目から比べると成長を感じました!



辻製菓専門学校では、お菓子を作るだけの実習ばかりではなく、このような実験実習なども行います。
このような実習により、材料がどのような役割を果たしているかなどを考えられるようになり、
今後配合を考えるうえで、どの材料を使えば自分の思っているようなお菓子になるか考える練習をしています。
そして辻製菓専門学校は先生が専任教員なので、分からない事があればいつでも質問ができます。

~プロフィール~
辻製菓専門学校
洋菓子担当 池田 麗(いけだ れい)
食べること大好き楽しいこと大好き
バスケ大好きバスケットボール
やんちゃな男の子2人の子育てに日々奮闘中❕