OSAKA

辻製菓専門学校

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【実物と見分けがつかない??】真冬の桜!?

和菓子
製菓技術マネジメント学科

2022.01.22

毎日寒い日が続きますね。雪が降っている地域もあるようで...
私は雪があまり降らない地域の出身なので雪が降るとテンションが上がります!

そんな寒い日々が続く中、実習室では桜が咲き始めています!?
こんな真冬に桜?と思いますよね。
実は桜は桜でも、「お菓子で作成した桜」なんです。

製菓技術マネジメント学科2年生の授業で作成していたので、見ていきましょう。


まずはこれ。本物の桜の花びらのように見えますが、食べられる花びらなのです。
「雲平(うんぺい)」と言って寒梅粉というもち米の粉と粉砂糖を水で練ったものを使用しています。
これを薄く延ばして型で抜いて花びらにします。
写真で見ると本物そっくりですよね!

これを1枚1枚貼りつけていきます...そうすると、桜の花が出来ています!!


これを1班で75本作成していきます。
(1つの桜に5枚花びらがついているので、計算すると...必要な花びらは約400枚!小さな花びらをコツコツと作成していました...)
この花びらを付けるのが大変で...
学生たちも、「きれいにつかないもうやだ〜(悲しい顔)」とか、「集中しすぎて目が痛い!」などといいながらつけていました笑

花が出来ればあとは組み立てていきます。

まずはひとつずつ花粉を付けて...(これも細かい作業で大変あせあせ(飛び散る汗)

これを3本ずつ組み合わせていきます。


一気に桜っぽくなりましたね!

そして最後は枝に組み上げていきます。


この枝も食べられる素材で出来ているのです。
「餡平(あんぺい)」といって餡に米粉を入れて蒸した生地です。
色を付けて成形したら枝そのものですね。


組み立てているみんなの目は真剣です!
最後は焼きごてで枝を焼いて本物に近づけます。

先生「指を焼かないように気を付けてね!」
学生「大丈夫です!もう焼きごて職人ですから、上手に出来ますよ!」
なんて言いながら学生も楽しそうです笑

最後に「先生出来ましたー!」と可愛い笑顔で見せてくれました!


出来上がった桜は、学校に飾って皆さんに見てもらいます!
卒業制作のような形で5回の実習の中でコツコツ組み立てていきました。
「食べるお菓子」だけではなく、こういった「魅せる(見せる)お菓子」の授業も学校では制作しています。

「魅せる(見せる)お菓子」は他にもこんな飴細工(あめざいく)もあります。

これは、飴で作った牡丹の花です。(職員作成)

下の写真は、小さく細工したもの。こちらは食べるために作られた細工です。
手前から、蝶・菊・千代結びの形にしています。

桜や、牡丹の花などの「魅せるお菓子」は「工芸菓子」とも言います。
「食べるお菓子」だけでなく「魅せる(見せるお菓子」お菓子にもいろいろなものがあり奥が深いですね!
たくさんの事を勉強し、立派な職人を目指しましょう!!

~プロフィール~
辻製菓専門学校 和菓子担当
松本 有紀
静岡出身 癒し系和菓子職人(自称)
好きな和菓子は大福と最中。大福は粒餡だとテンションUP↑↑
「いちご大福を思いついた人は天才だと思います!」